見たくない自分の正体

私個人の話しですのでお間違いなく。

自分の見たくない部分、きっと誰にでもあるでしょう。私も自分の運転シミュレーターの結果映像のモニタリングが怖かった話しをしました。そこから、自分の恥ずかしさを怖がっていたことに気づけました。

私の仮の姿に道化師がありますが、実はこっちが結構ホンマモンの自分でもあるんですが、道化のトレーニングの大部分を自分の恥ずかしさとの向き合いに割きました。自分の恥ずかしい部分を見つけ、さらけ出し、大袈裟にすることでキャラクターに発展させました。

道化のキャラクター作りに数年を要する人が多い中で、人前に出だして３ヶ月たたずにキャラクター開発を終えたのはこの作業のおかげです。その後は自分の成長に併せてキャラも自ずと変わっていくので楽チン。また、恥ずかしさを表面化する作業はある種のストレス発散効果があり、自信もつきました。

こんな経験から、自分の中に恥ずかしさを怖がる心が存在すると思わなかったので、尚更発見が遅れてしまったようです。

実は、自助会などで聞く悩みの多くはこの作業で癒えることが多いといつも感じています。

人にバカにされるのが怖い。
周りに笑われるのが怖い。

そんな気持ちが心を萎縮させ、積極性を奪います。相手の顔色を伺いながらの行動はどうしてもウザったさを醸し出します。うまくコミュニケーションできないから更に萎縮しだし、悪循環にはまってしまいます。

恥ずかしい自分を自分自身で大笑いできればよいのですが、そんな他人へのアドバイスが今の私自身に必要です。

ここまで解っていても、今一つ心が割り切れないのが今の私です。

でも大丈夫。

きっとここから何かを学べ、新たな気づきを得るチャンスだと信じています。

些細な心のメッセージにもちゃんと耳を傾けられるようになってきたのだと思います。

もう少し、解って欲しい自分の愚痴に付き合ってみます。