野球の名手と言われる人たちでもミスはするものですね。鳥谷選手は私の中ではワースト的な野球選手なのですが、彼のエラーは私に多くのことをもたらせつつあります。



昨日は私のソフトボールの試合の日でした。人数が足りずに棄権となってはしまいましたが、一週間しっかり自主トレする中で、捕球の面白さと奥深さを感じていたところなので、とてもタイムリーなものでした。



どんな些細なことにも奥深さはあります。一つの奥深さに気づけばさらにそのもっと奥深い世界が見えてきます。一歩進むごとに三歩ずつ下がっていくように、知れば知るほどに知らないことが増えていきます。



昨日はゴロの補球の際のステップについて発見がありました。ステップで捕球が楽にはなりますが、すぐに身体はなれません。ここが面白いところで、ゆっくりと一つ一つの行動を確認しながら確実に身体に教え込む作業は案外面白いものです。世の中には名手、名人、巨匠などと呼ばれる人たちが多く存在しますが、彼らはこういった基本動作をしっかり習得して、かつ、毎日のトレーニングで確認していることをようやく知り得ました。ミスが多い人はこの基本動作がしっかり理解できていなかったり身体に入っていないのではないでしょうか?



欲張りな私はこれまで好きなものに片っ端から手を出してきましたが。たった一つのことを極めることの難しさを痛感しているここ最近です。



ちょうど、二輪車の教習中の私は、現在半クラで苦しんでいますが、やはり基本動作を確実にすることが必要なのだと思います。そして、そう思えれば半クラも面白くなりそうです。



そもそも私のような注意欠陥の塊の人間がミスをしないようになるなんて無理なのかも知れません。しかしながら、自分自身で何がミスの原因なのかを判断し、そこから自分の行動を修正できるのは私の人生にとっては面白いことです。ケアレスミスが多い私はその分多くを学べるのかも知れません。



失敗は人生の師である、そんな風になんども述べてきました。



同じように私の周りのたくさんのミスは私の親友のようなものかも知れません。大事にしたいと思います。