友人のハッチ-が肩甲骨について色々教えてくれたことから、『肩甲骨はがし』というものもを知りました。肩甲骨の可動域を広げることで、肩こりを解消するものと簡単には言えると思います。『はがし』と少し恐ろしい名前ですが、その名の如く、骨と筋肉を剥がすようなエクササイズです。



わたしもこの肩甲骨はがしを研究する中で他の様々な関節の理解が深まっていきました。自分の関節が固まっていることで身体に歪みができ、肩こり腰痛ひざ痛と様々な箇所に痛みが出ていたのですが、身体の関節を見直すことでどんどん楽になってきています。



そして、そこからもうひとつ学べることがありました。



関節周りの筋肉をはがしていくと、身体の各所に筋肉痛が出ます。当初はこれが何を意味するのか判りませんでした。そもそも何故、人の関節は固くなるのか?



人はそもそもは野山などの平らでない地面の上を歩き走り、また木の上の果実を取ったりと身体の様々な関節を動かし生きてきたはずです。なので、怪我しないように自然に関節が柔らかくなったはずです。そして、それ以上に現代人よりも筋肉を絶えず使って生きてきたと思われます。



一方私達の現代の生活は、ほとんどが人力でない移動で、筋力は弱まっています。ウェーキングやランニングをしていても、舗装されたトラックの上を走っている限りは関節のフラクタルな動きは最小限に抑えられます。ある一部の球技や格闘技などのようなスポーツでない限り関節に無理な負担がかかることは稀になってきています。



以上のことから、筋肉も弱まり、関節も固まってしまっているようです。ストレッチをやり過ぎると怪我をしたという話をネット上でもよく見かけますが、関節が緩むとそれだけ筋肉に負担がかかります。なので私が感じた筋肉痛は当然のことと言えるかも知れません。



別の意味では筋力が弱まっているので、関節が硬くなって身体を支えてくれているとも考えられます。身体を支える意味で仕方なく関節が硬くなった結果肩こりなどがでると考えたほうが自然です。



私も、様々な身体の痛みの原因を探していくうちに行き着きました。何度もストレッチで身体を炒めたことも今となっては良い教訓だったと思います。





やはり、人は何かに向き合い、しっかり悩むことで自然に学べるようになっているとここでも通関しています。自分の心の重みと向き合った時と同じです。今回、思わず短期間で大きな成果を得れたと思いますが、これも心の問題に10年間以上真摯に向き合った経験があるからだと自負しています。



当然、これからもこのことをもっと深めていくつもりですが、早速お隣の分野、アトピーについても個々で学んだことが生かせそうな気がしています。



その他にもあるのですが、そちらはまた追々と