先日報告したようにアスペについての話題を多く扱っていくつもりです。

最近、アスペで良かったと思うようになりました。大真面目に。アスペであるが故に気づけることが多いからです。また、自分の個性の言い訳のようにも使えるし…。日本では個性的であればあるほど社会の標的にされやすいですからね。

私がアスペルガーという言葉を知ったのは10年以上前、その頃から少しの自覚はありました。しかし、アスペ的であるという程度の物でした。社会でのコミュニケーショントラブルに大きく影響しているとはつゆとも思いませんでした。どちらかというと、何かにのめりこんでしまうところが私のアスペ自覚の始まりでした。

その後も何度も社会挫折を繰り返しながら、何かの助けを得ようと本を読みあさり、ネットを調べまくって、本当に自分がアスペルガー症候群でないかという疑問に至り、客観的な検査を受けることとなり、今日に至っています。

現在の精神医療ではアスペルガー症候群という言葉は使わないので、~的であるという結果を得ました。複雑な気持ちで涙が溢れ出したことを生涯忘れないでしょう。安心できた部分と情けない気持ちが同時に堰を切ったように沸き出したことは初めての経験でした。

アスペは知的障害が無いので気づかずに健常者として生きている人が多いことは間違いありません。私も40年以上そうでした。私の周りにもテレビタレントにもそういった人を多く見かけます。独断ですが橋下大阪市長と偽作曲家の佐村河内さんもその中に含まれると思います。2人とも実に細部にまで神経が行き届き、くどいほど論理的な議論を好みます。白黒はっきりさせるのが好きです。のめり込むというアスペ的な特徴がそうさせているのだと思います。アスペ的な特徴は良くも悪くもその人の個性を引き立たせます。

因みに小保方さんは全くアスペ的でないと言えます。「STAP細胞はあります!」なんてあんな軽々しい発言はアスペでなくても、科学者としても疑問視されるほどですね。

そう言えば、研究者にアスペの比率がより高いようですね。確かに研究というのは私の性にも合っていると思います。現在は哲学と音楽について独学で究めている最中です。いつの日か発表できることを夢見て。

今日はとりとめない話しでしたがこれからもっと掘り下げていければと思います。よろしくご愛読ください。