たくさん伝えたいことがありますが今日はピアノの話し。

先月の公演後は特にピアノに力を入れています。予定を少し前倒しに進んでいます。新作というか新しいスタイルの作品にはピアノは必須なんです。ブギウギとラグタイムとジャジーなバラード1曲ずつの3曲が今年中のノルマです。

この最近ようやくピアノと仲良くなれだしたように感じましたが、その後も日々格闘中です。嬉しいことは、この年になっても全く衰えを感じないことです。日々新たな気づきがあり、新たな発見に歓喜し、新たな課題に落ち込んでいます。

この秋からはジャグリングもギターも休み、元々ハーモニカとマジックは練習しないんでピアノか英語のトレーニングで余暇が埋まっている状態です。

普段生徒たちに様々なアドバイスを送っていますが、その言葉を自分のピアノの状態に当ててみると適切だったのかよくわかります。できない自分と向き合っているときの経験は大人になると忘れがちです。ついつい上から物を言ってしまいがちになりますが、ピアノのお陰で彼らの辛さや悩みを少し共感できるように思います。

ピアノがスラスラ弾けるようになりたいですが一つ一つ躓くことに自分が成長できているようにも感じるので複雑です。前向きに考えればどのみち得る物があるのでやっぱりピアノは止められませんね。