元ドイツGkがプロレスデビューするそうですね。

私は佐山サトルに憧れ、その後芦会館で学んだ、立ち技打撃系が好きな格闘ファンでした。その後、須藤元気を見て総合格闘技も好きになりました。なのでプロレスは好きではありませんでした。

しかし、元K-1リングドクターの本を読んで感覚が変わりました。プロレスの面白さがわかりだしたのです。過去に大阪プロレスの皆さんと何度か仕事をしましたが、その前にその本を知っておきたかったですね。

そう言えば、デルフィンはFB友達なんでこのブログを読むかも?いや、そんなところでないかも…

さてさて、その本を読んで思ったことは「プロレスラーはショーマンであり、作家である」ということです。ただ強いだけでは面白くはなりません。相手との駆け引きの中に壮絶なドラマを作り上げながら勝つことこそ、本当に強い証となるのです。だから余裕がある限り相手の技を受けてあげ、相手の見せ場を作り出し、自分のピンチを装いながら逆転の試合運びをします。

以上のお約束の上での真剣勝負なのです。

私にとってはジャズの演奏のように感じます。それぞれのアドリブで盛り上げておきながら、おいしいところは自分が持って行こうとするとそうはさせないソロイストが割り込んできての掛け合い…。

アントニオ猪木とマサ斉藤のプロレスはチャーリーパーカーとコルトレーンのアドリブの掛け合いの如く相手の良さを互いに引き出しているように思えてきました。

基本的にプロレスは見ませんが、とても奥深いもののようですね。

こんな感じでいいですか?デルフィンさん?