ここ数週間は英語のリスニングとピアノを重点課題としてきました。

英語はこのブログでもお話ししているように、ようやく自分の中に英語の回路らしき物が出来始めたようで、日々自分の成長を感じています。

ところがピアノは同じように行きません。今はブギウギやロックンロールといったものを自分の感覚で遊びながら弾けるようになることを目標としていたのですが、決められたらフレーズなら少しは弾けるが自分の中から出てくる感覚が持てませんでした。全く英語で悩んでいたことと同じでした。

そこで、英語と同様にできるだけシンプルなフレーズを体にたたき込もうと思考し、行き着いたのがコードのバッキングでした。日本語にすればすれば伴奏、英語ではaccompanyingと現しますが、日本の軽音楽会では何故かbackingと言うんですね。話を戻します。

はっきり言って伴奏は嫌いです。かったるいんで。なのでほんの少しだけいじってできた12小節の繰り返しを長いときは30分以上続けて弾くこととしました。合計で1日2時間以上。今日で5日目、3日目から自分で弾いている感覚が湧いてきました。シンプルなフレーズの中に自分のフィーリングがだんだん乗り移ってきます。まだまだ思うフレーズどころかミスタッチばかりですが、自分の感覚が芽生えてきました。

思い返すと高校生のギターを始めた頃の私は来る日も来る日もコードばかり練習していましたが、その頃を思い出しています。

サッカーのパス、野球のキャッチボール、陸上のジョギング、空手の型…。何事も基本動作の中の深みを理解しないと奥義は極められないのでしょうが、外国語や音楽もまた然り、ということでしょうか?

これから数ヶ月は英語とピアノで楽しめそうな気がします。