先ほどクラウン同期のドロップさんと卒業公演について色々話しました。
今回公演を終えて翌朝の仕事のために二次会も出れなかったので全くレビューがありません。演出家たる師の言葉も聞けていません。ディレクターを生業の一つとしている私にとっても彼のレビューはチェックしておきたいと常々思っていました。そんな話を彼女としていて気づかされたことがあります。やはり人に話せば心が整理できるものですね。
今回は本番中に迷いが生じました。迷いを持ったままのパフォーマンスは危険です。なので迷う中で最も自分らしいパフォーマンスを徹底しました。しかし、それが空回りしていたような気がして、そのあたりのことをチェックしたかったのです。
しかしその必要性も半減しました。迷った自分が存在したこと自体に気づくべきでした。それはこれまでの自分と違ったからこそ生まれた結果です。これまでの私は受けること自体に興味がなく、どちらかというと受けをわざと外したりすることもよくありました。今回これまでと違った私がいたのは私に背負うものがあったからです。決して悪いことではありません。しかし背負っている自覚が迷いを呼び込んだのでしょう。背負っていることさえ感じないほどの力があれば、迷いを楽しめた私がそこにいたでしょう。
これから先も多くのことに迷うでしょうが、決して答え探しなどすることなくその状況を楽しめるように成長できることを目標にしていきたいと思います。