近畿大学がキンダイと名称変更するようですね。ここのところ近畿と言う言葉を見かけなくなりましたね。国際化に伴う対応という意味では時代を感じますが、同時に違和感を覚えるのは私だけでしょうか?

近畿の代名詞的に広がりつつあるのが関西という文字。関西とはいったいどの地域を言うのでしょう?時を天皇が京都にいた頃まで遡ると、京都を含む近畿は日本の中心という意味で使われていました。当時の上方の人々は自分たちが関西に暮らしているとは感じなかったでしょう。当時の人に関西をイメージさせたらきっと安芸や大宰府を思い浮かべたのではないでしょうか?

今や日本の中心は東京であると考えれば近畿を関西と考えることができますが、長い時代日本の中心として文化を発信してきたのは京都、大阪を中心とした地域です。

やっぱり関西という言葉は私には馴染みません。