ストレッチはやはり身体に良く無い気がしてきました。今年の春から試行錯誤しながら身体の柔軟性は増しましたが、怪我も多く一般に行われているストレッチに疑問を持っていました。

先日のブログで甲野善紀さんのことに触れましたが、もう10年以上彼の執筆にふれていないのでネットで情報収集してみました。興味深い情報として筋力トレーニングの批判がありました。身体を固定して一部の筋肉に負荷をかけるのは危険なことで、身体全体の連動性を使い、身体全体に負荷をかけた方が安全だというのです。これはストレッチにも置き換えることができるのではないでしょうか?身体を固定して一部の筋肉を伸ばすことで怪我を招いていたように感じられて仕方ありません。身体全体の連動性を意識して自分で考えながらストレッチをしてみるととても調子よいです。時々現れて手こずる肩こりも気持ちいいくらいなくなります。

甲野氏はヨーロッパのバレエダンサーを指導した際に「準備運動は必要ない」と説かれたそうです。武道、特に護身術というものは準備運動とは本来は無関係のものですね。日頃の過ごし方で身体はどんどん変わっていくのでしょう。

新境地が遠くに見えそうな気がします。