パワードスーツが10年後には私たちの暮らしの中に入り込むようですね。高齢化社会がいっそう進む社会には明るい話題でしょう。
ちょっと待った!技術革新には必ず光と陰がある。パワードスーツは私たちの社会にどんな危険を持ち込むのか?直感的に思いついたことだけですが述べてみます。
まず最初に考えられるのは犯罪や暴力への影響。喧嘩を目的に使用されることも考えられます。当初はごつごつした装着品たるスーツも進化が進めば衣服的なものや肌着的に装着の有無さえわからなくなるかも知れません。警察も非常時に備えてスーツ着用と言うようになればスターウォーズのデススターのような治安部隊が作られるかも知れません。私たちの人権を守りきれるでしょうか?まずは着用の法整備を急がなくてはならないでしょう。
次に肉体労働の分野への影響です。この国からガテン系と言う言葉がなくなるかも知れません。工場のロボット化が労働人口を減少させたように、パワードスーツも多くの失業を招くかも知れません。もしくは非力な人とも競争しなくてはならなくなり、体力自慢では稼げない時代が訪れるのかも知れません。
私が述べたいのは技術進歩への批判ではありません。むしろ技術進歩は我々の不可能を可能に変えてくれる魔法の一つと捕らえています。時代は常に変化します。変化に対応するためには頭を柔軟に保つことが必要ではないでしょうか?と述べたかったのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。