今秋10月18日に私の道化師、クラウンとしての初公演に臨みます。今のところ、一般公演としては最初で最後の可能性もあるのでできるだけ多くの方に存じていただければ幸いです。

さて、公演の内容は別の機会として今日はクラウン文化についてお話しします。私は日本中にそして世界中にこの文化が根付くことこそ人類の新たな進化だと考えています。深く話せばどこまでも長くなるので結論のみお話しします。

クラウン文化は愛そのものです。自己を愛し、他を慈しむ、これこそがクラウン文化です。私たちクラウンにとって短所という言葉は存在しません。そこにあるのは個性のみです。どんな短所も見方を変えれば個性となり魅力となります。自分自身の個性を魅力的に振る舞い、人の個性を受け入れる、これこそが他の動物には持ちえない人類の英知であり、クラウンが最も得意とするものです。

世の中の不平や不満、犯罪と言ったもののほとんどは自分自身や周りの状況を受け入れられないことに起因します。互いに全てを受け入れあえば心の不安は安らいでいきます。

道化は馬鹿なことをする人と思っている方も多いと思いますが、全く的外れと言って良いかも知れません。多くは心に悲しみを宿しているでしょう。私自身はいつもウキウキしていますが…。

どんな形であれクラウン文化に一度接してみてください。何かを感じるはずです。