哲学的に考えたことです。予めご理解ください。

平和なこの国に生まれ、平和を当たり前に考えていました。そんな中で様々な苦しみを感じてきました。それらの考えがシャッフルされてしまいました、ここ数日で。

美しいという観念が醜いものを生み出します。醜いものを見たことがない人に美しさは理解できるでしょうか?理想郷は他の世界を知る者にとっての理想郷であり、理想郷の外を知らないものにとってはそのありがたみを感じきれないかも知れません。平和なこの国から一歩もでたことのない私にとっては平和のありがたみは理解できないのは仕方ありません。

どんなに強い光で照らしても影は強まるばかりです。

日本国憲法9条を私たちの誇りだと感じますが、世界の全ての国がこの精神を引き継ぎ、軍隊を持たなくなってなってしまったら、一部のテログループに征服されてしまうかも知れません。やはり陰があるから明るさに感謝できるのかも知れません。

人類は長い歴史をかけて少しずつ成長してきました。民主主義や法治国家など、人類にしか考えられない発展を遂げてきました。しかしこれらも歴史の傷みから学んだものです。人類にとってのピンチはまたチャンスでもあったのです。

しかし今日においても人類の今後の発展が約束されたわけではありません。というより世界中に閉塞感が漂い始めているのではないでしょうか?更なる人類の発展のためにはやはりピンチが必要になってしまうのではないでしょうか?

残念ながらアルマゲドンにさえその役割があるのかも知れません。ノストラダムスはそこまで考えての予言だったのかも知れません。私がそのようなことを望む訳はありませんが、やはり光と陰は必ず対をなすもののようです。