自称デスパレートなネットサーファーの私です。1日のほぼ全ての時間でネット環境を利用しています。もうインターネットがなくなったら頭がおかしくなってしまうと自信を持って言えます。

元々情報収集欲が旺盛だった私は近くにブックオフができた頃は暇があれば通って本を読みあさりました。年間に300冊以上購入したこともあります。当時はデジタル回線が出だした頃で通信料金も高い上に今ほどのコンテンツもなく、特にブログという物も無かった時代で、情報の入手先は活字に限られていました。

時代は変わり様々なコンテンツが充実したオンラインストレージはまるで図書館を持ち歩いている様なものです。生活の中に欠かせないものです。しかし、それにも陰りが見え出しました。世界中の波に飽きてしまった波乗りのように、乗りたい波が見つからないときがよくあります。きっとどこかにまだ見たことのないすごい波があるような気がしてあちらこちらさまよいますが、私のこころを満たす波はそうそう現れません。

最近は英語の情報も少しはアクセスできる力が備わってきたので、少しは利用していますがこちらも私を満たすことは難しいようです。BBCの情報はかなり深く、日本のテレビニュースなどは週に1分も見なくても十分に必要量は確保できますが、一方で、たまに見るテレビニュースてもネットニュースでもその情報の薄さに余計に苛立つことさえ頻繁にあります。

きっとそろそろ情報で心を満たすことから卒業する時期なのだと思います。自身の心を旅する面白さも少しずつその深さを感じていっていますが、やはり安易に手に入るオンラインインフォメーションに走りがちになってしまいます。良くないとは思っているのですが…。

思い残すことがない最後の大きな波は来ないでしょうか?