シャイは無責任

日本の文化では出過ぎた態度を好まず、男女ともに寡黙で口数が少ない方が好まれますが、グローバル社会では無責任と映るようです。

これは文化の違いと割り切る人も多いでしょうが欧米では積極的にシャイでなくなるための教育がなされているようです。欧米でもやはり子供たちはこの課程を踏まなければ多くの子供がシャイになってしまうとも言われています。

そういう意味では西洋に元々自己主張や個人主義の文化があったわけではなく、歴史に流れた多くの血が彼らの責任感の礎となっているのでしょう。

アメリカでは子供の頃から学校教育で自分の考えを発表する機会を積極的に増やしているようです。年齢があがるにつれディベートを増やし、意見の違いを認め合う教育を重視しているようです。

イギリスでは学校授業で演劇が必須のようです。台本芝居だけでなく、エチュードと呼ばれる即興芝居も取り入れ、表現力を身につけるだけでなく、様々な立場を疑似体験することで視野が広がることを目的としているようです。

私の塾ではみな素直な子ばかりですが、やはり自分の意見を堂々と言える者はいるとは言えません。

週末の海外旅行が可能にありつつある今の時代に日本人は無責任のレッテルを貼られたままでよいのでしょうか？そろそろ考えなさい、教育委員会さん！