夏になるといつも取り上げられるのがゴミ問題。ビーチ、キャンプ場、花火大会、高速道路のパーキングエリア、禁止地区でのバーベキューなどなど、各所でわき起こります。近くの盆踊り会場でも想像を絶する状態だったとか?

何故人はここまで無責任になるのか?私には2つの側面があるように思います。一つは人が多いこと。知らない人が当たり前のように大勢いる状況では他人に対して無関心になります。人に対して無関心になると言うことは、他人からも無関心であるように錯覚します。この状況で一部の無責任な人がいてもそれを自然に受け入れ、また、己も無責任になりがちになります。これらは心理学的にも説明ができると思いますが長くなるのでここでは割愛します。

2つ目は、それぞれの生き方に信念がないこと。人権意識の高い欧州各国の人々は自分の生き方をそれぞれが強く意識しています。周りに流されることは東洋よりも圧倒的に少ないでしょう。一方我々日本を含む東洋諸国ではお上主義の名残りからか自分で責任をとらない文化が根強く残っています。自身の生き方に信念が無いので損得感情的に周りに流されてしまうのでしょう。このことも根底から話せばきりがないので機を改めます。

私にとってはゴミ問題以上に無責任な人だかりが増えることが夏のストレスです。大好きな夏のワクワクした気持ちを返して欲しいといつも思います。