先日のサッカーの解説で前日本代表監督の岡田氏が興味深い発言をしていました。成長のグラフは右肩上がりではなく階段のように描くとのことでした。成長はあるきっかけで急に現れるもので、結果がでないからと言って諦めるのではなく来るべき日のために準備が必要ともとれる含蓄のある内容でした。

さて、今日私は一つのきっかけをつかんだようです。秋の公演のリハーサルでソロパートをいただいたことがそのきっかけのようです。

アメリカのリングリングサーカスの司会者そのものと同じキャラクターで1曲歌った後に出演者を呼び込むアナウンスをいれるという花形のパートをいただきました。歌もアナウンスもクチパクではありますが全て英語で当然丸暗記が必要です。おまけに音源の歌詞カードなどなく、自分で全ての言葉を拾い上げていかないといけません。やはりアメリカ黒人の発音は所々聞き取りづらいところがあり、まだ3割程度が聞き取れません。特にアナウンスのところが速くて。

しかしこのたった1時間くらいの作業後にいつものBBCを聴いてみると半端なくクリアに聞こえ出しました。発音以上に言葉への理解力が各段に速まっているようです。1段上がった景色は想像以上に見晴らしがよく、もう頂点が見えたようにも感じます。

きっとまたスランプが来て、何度か繰り返すことでしょうが…。

最高のパートを貰えたうえにビッグなプレゼント付きで、この上なくハッピーな週末になりそうです。

リハーサルのことについては近いうちにお話ししますね。