失敗は人生の師

友人の依頼で「失敗は人生の師」とサインしました。そのサインは一生大事にしてくれるとのことでした。かなり恥ずかしいけど、とても嬉しい経験でした。

さて、先のような言葉が出てきたいきさつを話します。その友人とは共に新になチャレンジする同志です。その試みに少し不安を感じていたのかも知れません。色々話しているうちに、一緒にいろいろ失敗しながら学んでいこうということになりました。友人はその言葉に幾分心を軽くしたようで、それを文字にしたためることとなったわけです。

私自身は５年前くらいから「失敗」を人生の教訓としてきました。コミュニティー放送局の番組Ｐをしていたときに、スタッフたちが思うように成長しないことからいろいろ悩み考え出したのが「失敗を経験させてあげる。」ということでした。失敗しないようにあれこれアドバイスしてあげても本人にリアリティがなければ理解できません。なるべく小さな失敗を一度経験するとそこから何かを学びます。私からアドバイスせずとも積極的に意見を望むように皆がなってきました。それ以来、自分自身にも失敗を経験させてあげることにしました。

そして、今、学習塾で子供たちにも同じ経験をさせてあげる機会を持てるようになりました。人生経験が多くないだけに細心の注意は必要です。なるべく小さな失敗を、できるだけ多く経験させてあげて、しっかりと自分で考えられる人間を育てたいと思います。