中川治氏が呼びかける勉強会に出席しました。TPPに関する勉強会で民主党の篠原孝国会議員が講師でした。中川さんて民主党と袂を分かったんじゃないの?と思いつついろいろ学ばせていただきました。例により質疑応答で最後に私が質問させていただきました。内容はTPP如何に関係なく衰退する農業の将来的なヴィジョンについての質問でした。そこには私の予想を覆す、私の考えに近い内容を聞くことができました。
過去のような成長はこれからは期待できないが、価値観を見直し何が日本人にとっての裕福かを問い直せば低成長ながら裕福な暮らしができるというものでした。リニアモーターカーで東京に速く行けることよりもっと裕福な暮らし方はある。日本には先人が積み上げた土と共に生きるノウハウがあり、それを生かすことで裕福な生活が営める。食の安全を考える時、自給自足こそがもっとも裕福かも知れない。などなど、人気商売でもある議員とは思えない言葉が続出。私の質問についつい乗りすぎたようで、なかなか聞けない本音的な応答のようでもありました。
時代は低成長、もしくはゼロサム。しかしながら今で十分裕福ではないか?これ以上何を求めたいのか?これからはもっと心の裕福さを求めていけば良いではないか?私はいつもそう思います。人目など気にせず、自分の生きたい生き方を実践すれば充実した日々が送れると思います。
私の給料は新入社員の半分くらいだと思いますが、私には夢を感じる仕事に毎日向き合えています。少しですが自分が食べる野菜とも毎日ふれあえています。十分裕福さを感じています。
次の時代の裕福さを先取りしている、自分自身の生き方を誇れる今日でした。