いじめについて

塾ではいじめについて問題になることはほぼありません。学校の先生はこれ以外にも抱える問題が多く本当に頭が下がります。この点で塾では生徒の成績のみをしっかり見てあげればよいので目が行き届きやすいです。

しかしながら、大手塾ではないほぼ個人経営の我が塾では成績アップ以外のバリューもないとやっていけません。そこで私のクラウニングのスキルを活かして、子どもたちが元気になれる方法をいつも模索しています。ありがたいことに、私を避けようとする生徒はいないようで、触れ合う生徒一人一人の心の健康状態はできる限りチェックしています。

話しは変わりますが、つい先日自身が受けているいじめをそっと告白されました。塾生ではない子ですが、その辛さを受け止める機会をいただきました。ほんの30分くらいの間でしたが、しっかり話し合い、しっかり思いを聞いてあげました。驚いたことに、その数時間後の彼は見違えるほどの心の余裕を感じさせてくれました。

自分の周りに自分を理解してくれる人がいることは大切です。共感してくれる人がいると安心できます。自分の心が落ち着いて初めて周りへの気遣いができます。子どもに限ったことではありません。私自身もそうです。

西洋に比べ東洋文化でいじめが多いのは周知の事実です。私たちが取り組まずして子どもを守れません。どうしたらよいのでしょう？