私はピアノのトレーニングにスコットジョプリンの曲を取り入れています。 1973年のアメリカ映画「スティング (The Sting)」のテーマソングとして 使用されことで有名な「Entertainer」が彼の作品で、RUG TIMEと呼ばれるこのジャンルの音楽はコミカルで心がウキウキする物が多く存在します。

また、ピアノだけでオーケストレイションされており、左右両手共に右に左に激しく動き回るため、幼少期にピアノのトレーニングを受けていない私にはかなりハードルの高いものです。当然ミスタッチも多く、その日の調子に大きく左右され、更にたった1曲だけでも指が疲れてしまうこともあります。そんなことから、指の筋力アップや手の甲のストレッチなどが必要と考えていました。「ハノン」もやってみましたが思うような効果が得られず、悶々としていました。

昨日、この悩みを解消すべく様々なキーワードでいろいろググってみると見つかりました、良いのが。やはり我流で通してきた私はどうやら第3関節の支えができていないようで、写真付きの解説でどうすれば鍛えられるのかを説明しているページに行き着きました。それからは暇を見つけてはトレーニングをやっています。

最近マジックをネタに入れだしていた私はマジシャンの鍛えられた指先に意識が向くようになっていたのですが、なるほどこのピアノのトレーニングはマジックに通じる物も多くありそうです。もともとギタリストであった私はやはり右手がかなり弱いようです。3分もトレーニングすれば手の甲がピクピクし、乳酸が行き渡るのがよく解ります。

そして、もう一つ驚きが…。肩こりがスッととれるのです。これまで股関節、腰、肘をストレッチすることで長年悩んでいた肩こりから解放されましたが、時々これらの方法で解消しない軽い張りがありました。それらさえも吹き飛ぶように今は肩が軽いです。きっと他にも色々な関節が関係しているでしょうから、一つ一つ見つけられると良いと考えています。

もしかしたら、脳の活性化にも良いかも(^_-)