恐くなくなったかも

昨日はブライダル撮影の仕事でした。大阪丸ビルにあるチャペルで雨の中頑張って撮影してきました。

前にも話しましたが、ブライダル撮影の前日はナーバスになってしまいます。今回の現場は全く問題なかったのですが、現場によっては気が触れているとでも思うようなスタッフがいる会場が多いことが原因です。

お祝い事である結婚披露宴は様々な縁起担ぎなどの慣例があり、また高額な取引であることなどから気遣うことが多くあります。会場の品格やクレイマー対策など会場側が気遣うこともたくさんあるのでしょうが、勘違いした多くのスタッフがまるで奴隷に指示するように尚且つ理不尽な要求を私達にすることが多々あります。私はこういう人が苦手で、その場限りの付き合いの仕事と己に言い聞かし我慢してきました。ちなみにこれが原因で多くの職場で長続きしていません。

しかし今回は前日の緊張感が必要以上に大きくなく、落ち着いた心で仕事に打ち込めたように思います。水曜日の芝居稽古での演出家の雷にもさほど反応しなかったことも含めて自分に変化があるように気づきました。

恐らくそれは「地球生物の仲間入り」を私が果たせたからだと思います。何を言っているかわからない人は数日前のブログをごらんください。上に記したような傲慢で周りが見えていないようなスタッフを見ると、これまでは腹が立っていたと思いますが、今は悲しくなります。自分が活かされていることに気づかず、自分の思い通りに人を扱おうとする浅はかさや人間の薄っぺらさが見えて怒る気もしなくなってきました。早く君も私たちの仲間入りをしないか？と囁きたくなります。

もう理不尽な圧力が怖くないかも知れません。恐いと思うことは過剰に反応してしまいます。心のバランスが少し取れてきたように思える週末でした。