困ったとき、不安な気持ちになる。もう2度とこんな思いはしたくない、そう思うことがよくあります。しかし、自分が困り果てたときが学べる良い機会だと最近気づきました。

本当に困っている人を見たとき、手を差しのばすことができますか?自分自身が同じ様な経験を持っていれば簡単に助けることができるように思います。先日のユニセフの募金活動で、募金をしてくれる人が皆笑顔であることに気づきました。募金をする行為自体に僅かな幸せを感じているように思いました。きっと家族や周りの人の大切さを実感している人たちなのでしょう。家族がいて当たり前と思う人には共感できないかもしれません。

同様に悩みも私にとって大事なものであることに気づきました。できれば悩みなき人生を送りたいものです。しかし、悩みがなければ私たちは成長できるでしょうか?過去の偉人、発明者、冒険者…、彼らの心に悩み無くして彼らの偉業は成し得たでしょうか?日本中の家庭に夜の灯火を届けたいと願った松下幸之助、全ての人間の平等を願ったルーサーキング、学校で学びたいと心から願ったマララ、己の心と闘い続けた空海…、彼らは誰よりも悩み続けた人たちではないでしょうか?きっと私の悩みもささやかながら私を成長させてくれます。

困ったとき、人は試されるのかもしれません。自分の心と真摯に向かい合って受け入れていきたいと思います。



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