ジェンダーという言葉をご存じですか?社会での一定の役割のようなものと私は考えているのですが、詳しく知りたい方は伊田広行さんの本がおすすめです。
父親は厳格で頼りがいがある者、母親は優しくて料理が上手でないといけない、上司は信頼される人物たるべき、男の子は泣いてはいけない…、などはそれぞれ父、母、上司、男の子というジェンダーを現しているものです。人はそれぞれ性格が違うのにジェンダーにカテゴライズして枠にはめ込もうとする姿勢は日本人のもっとも得意な文化ですね。私はこれに真っ向から立ち向かってきました。
特に、男のくせに…で始まる一連のフレーズは欧州諸国では男性差別として広く認知されているのですが、日本人にも広く理解されるべきだと主張しています。このイシューは女性差別問題と同時に進められるべきことで、男性差別の意識の欠如は行き過ぎた女性優遇を招きかねないと、女性問題の専門家からも指摘されています。
さて、たいへん前置きが長くなりました。今日お話ししたいことは、クラウンを経験して本当の自分が見えてきたということです。クラウンのメイクを落としたとたんに、一気に疲れからくるけだるさとともに、何とも言えない心地よさを感じます。メイクを落とした後も会う人会う人全てに手を振りたくなってしまいます。何度かこういう経験をしていると、これが本当の私の姿だと理解できてきました。メイクはしていても、心はそのままの自分であることに気づきます。
逆にメイクをしていないときの方が自分を演じている実感があります。日本人社会の中で自分を演じている割合は決して高くないと思いますが、やはり自分という物にジェンダーの意識があるようです。
しかし、クラウンとして自分のジェンダーから離れられる機会を得たことは何にも変えられません。最高のストレス発散法かも知れません。やっと本当の自分と出会えたようです。
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父親は厳格で頼りがいがある者、母親は優しくて料理が上手でないといけない、上司は信頼される人物たるべき、男の子は泣いてはいけない…、などはそれぞれ父、母、上司、男の子というジェンダーを現しているものです。人はそれぞれ性格が違うのにジェンダーにカテゴライズして枠にはめ込もうとする姿勢は日本人のもっとも得意な文化ですね。私はこれに真っ向から立ち向かってきました。
特に、男のくせに…で始まる一連のフレーズは欧州諸国では男性差別として広く認知されているのですが、日本人にも広く理解されるべきだと主張しています。このイシューは女性差別問題と同時に進められるべきことで、男性差別の意識の欠如は行き過ぎた女性優遇を招きかねないと、女性問題の専門家からも指摘されています。
さて、たいへん前置きが長くなりました。今日お話ししたいことは、クラウンを経験して本当の自分が見えてきたということです。クラウンのメイクを落としたとたんに、一気に疲れからくるけだるさとともに、何とも言えない心地よさを感じます。メイクを落とした後も会う人会う人全てに手を振りたくなってしまいます。何度かこういう経験をしていると、これが本当の私の姿だと理解できてきました。メイクはしていても、心はそのままの自分であることに気づきます。
逆にメイクをしていないときの方が自分を演じている実感があります。日本人社会の中で自分を演じている割合は決して高くないと思いますが、やはり自分という物にジェンダーの意識があるようです。
しかし、クラウンとして自分のジェンダーから離れられる機会を得たことは何にも変えられません。最高のストレス発散法かも知れません。やっと本当の自分と出会えたようです。
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