私が幼少の頃から親しんだ大津川に鮎が棲息していることは以前にお話ししたと思います。今日は大阪府の呼びかけで大津川水系に魚道を作るためのプロジェクト会議が開かれ、私も参加してきました。
このプロジェクトには、私自身の深い思い入れがあります。約15ヶ月ほど前、社会貢献できる場所を探していた私は、大津川の鮎の調査をしている唯一の団体を知り、その場で入会しました。それがオオムラサキのイベントを行ったいずみの国の自然館クラブでした。噂には大津川にも鮎が棲息する事を聞いていましたが、実際に調査を行い、本物を目の前にすると、テンションは大きく跳ね上がりました。
多くの人に知ってもらおうとフェイスブックなどを使って発信しましたが、そんな中、槇尾川の清掃活動にも尽力し、オオムラサキ祭でもお世話になった府議の森和臣氏が興味を持ってくれ、議会で質問をしてくれたことがキッカケで本日の会議へ進展してきたわけです。
会議では、府の担当者から、魚道を作るだけでなく、鮎をシンボルに地域の様々な団体が活動でき、住民が河川と触れあえる環境を造っていきたいとの発言があり、私達自然館クラブのメンバーもその前向きな姿に大変勇気づけられました。
私は大阪湾が美しく、人が憩える場所になって欲しい思いから、高知大学で海洋関係を学ぶ決意をしました。その後、全く違う方面に進んでしまいましたが、そのころの夢に少し近づけた気がします。私達がこの世を去るまでには無理でしょうが、いつの日か、当たり前のように大阪湾のあらゆる場所で泳げる日が来ることを願って積極的にこのプロジェクトに関わっていきたいと思います。
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