本日FBにメッセージがあり、

東北から被災されてきているカメラマンが転職することを知りました。

ブライダルの現場で知り合った彼は、

本当に撮影がすきそうなフットワークの軽いナイスガイだったと記憶しています。


震災までは、その地でいっぱしのカメラマンとして働いていたようですが、

その後大阪に移り住み、

同種の仕事に就いたものの、

なかなか現場デビューさせてもらえないようで、

その日も、彼の撮影をメインとして、

何かの不足に対応するため私がサポートするというものでした。


おそらく、私のほうがここ数年現場に出ている数は

はるかにすくないと思うのですが、

何故彼は一人立ちできなかったのか?


実際彼がどんな画を撮っていたのかは

私が知る由もありませんが、

しかし、明るくて軽快な、

とても好感の持てるカメラマンでした。


そんな彼が、このタイミングでやめるというのは

どうも何かあったのかもしれません。

いや、何もないかもしれません。

しかし、また、

ブライダル業界で潰されたのでは???

とかんぐってしまう私でした。


ブライダルの現場はほとんどがホテルです。

ホテルといえば格式だとか品位だとか、

到底私が住む世界とは真逆のもの、


普段ノリとか思いつきで仕事ができるメディアの現場とは

大きく様相が異なります。


この2つの極端な世界を知った私だからこそ、

ブライダル業界の歪がよく見えてくるのだと思います。

具体的にここで述べるなんて簡単にはできません。


きっと、90分の講演を行っても半分くらいしか話せないほど

奥が深いものです。


そしてここで、一つご注意願いたいのですが、

これまでの私の交友関係から

ホテル関係の方もご覧頂いていると思いますが、

決してホテルの非難だとかそんなことを言いたいわけではありません。


いや、全く逆で、

ホテルで一生懸命働く人たちが

報われない理由について述べたいのです。

日本の社会の歪に大きく影響されるのがホテルであり

また同様に影響されるのが放送であると思うのです。


今日はイントロダクションだけで長くなってしまいました。

ゆっくりゆっくり、これからお話して行こうと思いますので、

ぜひお読みください。


さて、本題は次回ということで、

今回は失礼させていただきます。