峠を下った後、野営地を求めてとりあえず海に向かいました。
明日の訪問地が和歌浦、雑賀崎である事と、
海近くはテントを張るのに都合が良いという理由です。
実は出発前に宿泊先はお寺や神社の境内や墓場などがよいと考えていました。
その後、同じような経験をした人からも、同じような宿泊先を選んでいたことを知ったのですが、
いざ、お寺や墓場で、それも知らない初めての土地で、テントを張るのは勇気が要ります。
結局、この度の最後まで、そのような場所に留まることはありませんでした。
といっても、海岸も考え物です。
砂浜や海岸近くの公園は人影も少なく野営には便利ですが、
不便なこともあります。
初日に二色浜でテントを張ったときに
周りで花火をする若者を教委に感じたことがあります。
かの二色浜はすぐ上に高速道路が走っているのですが、
毎年多くの花火客が高速道路に向かって花火を打ち上げることが問題となっています。
そんなところにテントが見つかったら
どんないたずらをされるか分かりません。
恐怖におびえ、最も見えずらい松林にテントをその日は張りました。
この日も、海に向かったのですが、
途中にどこもショップを発見、
休憩がてら充電し、もう日が傾きだした頃にまた歩き出しました。
その後、なかなか良い場所が見つからず、
結局雑賀崎近くまで来て、海水浴場でテントを張ることができました。
しかしまたこの夜も花火客におびえ
結局夜3時ごろまで眠ることができなかったのです。
写真は紀ノ川の橋の上から写したものと、
その後、和歌浦手前での夕陽、
和歌山らしい絶景には未だ出会えません。