一昨日のホタル観察会のレポートで少し述べましたが、
オオムラサキの蛹化が始まっています。
現在、スマホしかカメラがない私はこの写真が限界、
どうしても奥にピントが言ってしまうのです。
今日別のカメラで抑えてもらった画像を入手し次第アップします。
そして、この蛹の少し奥に前蛹(ぜんよう)状態の蛹を発見。
少し説明すると、蛹になる直前の状態で、
一般的に幼虫は葉の表側(太陽側)で頭を上に向けているのですが、
前蛹状態になると、派の裏側に移動し頭を下げてじっとしています。
体の色も少し透き通ってきたように感じました。
蛹になったオオムラサキはおよそ2週間じっとそのときを待ち、
羽化に備えます。
羽化が近くなれば、蛹が黒くなってくるそうです。
これは、羽の色が透けて見えてくるためらしく、
その意味では、現段階で全くその兆しはありません。
多くの場合、オスが先に羽化するようで、
写真の蛹もオスではないかと予想されています。
オオムラサキはオスの青色が鮮やかに映り、
蝶では珍しい雄雌の区別がしやすい種類のようです。
今日は、オオムラサキ祭りの準備で多くのメンバーが集まり、
作業をしました。
今年はこれまでと趣向を変えたため、時期も夏休み前に移動し、
今までとは違った祭りに皆ワクワクしているように感じました。
備品をあれやこれや試しながら準備を進めました。
間違っても、本物はこんなに大きくなりませんので
ご注意ください。
それでは、まもなくの羽化をお楽しみに!!