ヒヤシンスの家 | ウィザードルーグ

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キャデラックに乗って火星の舞踏場へ

確か小学校6年生の時に、親のレコードを棚から引っ張り出してきては良く聴いていたのだが、とにかくぶっ飛んだのは '' LAウーマン'' 

何を歌ってるのかはサッパリでも、何かが自分の中で覚醒し、それ以来ドアーズのおかげで、いい意味でも悪い意味でも、決してフツーの人生を送ることなど私には不可能になってしまった。



このアルバムのタイトルソングを理解するには、LAのハイウェーを車でぶっ飛ばしながら聞いて初めて''なるほど!!''と納得できるはず。


ドアーズのファンならお分かりだと思うけど、

これがジム・モリソンのラストアルバムとなった訳ですが、その中でも私のお気に入りは、''ヒヤシンスの家'' です。この曲からは、その時の彼の胸中が良く理解できる唯一の曲だと思う。


マイアミコンサートでの裁判で、バンドは致命的な存在になり、マスコミの批判、ハリウッドではどこへ行こうが、常におかしな連中に絡まれ、もうこれ以上この場所にはいられないという気持ちが、よく伝わってくる。またレイのサラッと弾く英雄ポロネーズをひねったオルガンも、一味加えられて素晴らしい。


毎年ヒアシンス🪻を買う度にこの曲を聴く。

ヒヤシンスはギリシャ神話でアポロという美少年の話に繋がるラテン語が花言葉だそう。




親が持ってたレコードは、当時物だから自分の歳より古いわけだ…でももうボロボロになってる。



Hyacinth House


彼らは、ヒアシンスの家で何をしてるんだろ?

ヒアシンスの家で、何をしてるんだろう…

ライオンを喜ばせるために、また今日も…


新しい友達が欲しい…自分を困らせない友達

新しい友達が欲しい…自分の邪魔をしない友達

誰か、自分を必要としない人が欲しい


バスルームには誰もいない

でも誰かが近くにいる

誰かが自分についてくる…ああ、そうさ


なんでハートのジャックを捨てたの

なぜハートのジャックを捨てるの


それは、私がプレイする為に残った

唯一のカードだったから


もう一度言う、私には新しい友達が必要

もう一度言う、私には新しい友達が必要

もう一度言う、私には新しい友達が必要なんだ

ジ・エンド