1991年のオリバーストーンの映画で一気に有名になったThe Doors. 故レイ・マンザレクは、''あの映画でバンドはともかく、ジムのイメージを完全に壊しただけでなく、ヴァル・キルマーは大嫌い…そもそも全然ジムに似てないじゃないか!'' と結構怒っていた。
あの映画以来、ハリウッドにあるジムに関する場所は完全に観光スポットになったね。あ、ところで、ジムはバスタブで心不全で死んだんじゃないからね?マスコミみたいやな、
オリバーストーンさん。
のちにイアン・アストベリーを迎えてツアーをしたのはキルマーのイメージに対する消臭効果はあったんじゃないかな。
イアンはかなりのドアーズフリークだし、パンクの頃から私もすでにそう思ってた。
でもツアーに参加するのは当初かなり躊躇して、断ったのよね。イアンはジムではなく、また別のアーティストだから。ただレイ・マンザレクが何度もお願いしたので了承したらしいです。
本題に戻るが、自分がロスにいた時は、ローレル・キャニオンのジムとパムの家、この写真見て覚えてるけど、かなり荒れ放題だった。空き家でボロボロになって…80年代当時の様子
Love Street の曲にある、クリーチャーたちはあそこで何してるんだろって、かつてジムとパムは、この家から斜向かいの雑貨屋に来るハリウッドの奇妙な連中を眺めていたらしい。
これがその店、なんと今も健在、世界中から観光客が訪れている…かつて、ジムとパムの怒鳴り合いのケンカがここまで聞こえてたと言う。
雑貨屋から見たジムとパムの家(右手: 改装されて綺麗になっている)
すっかり観光地と化したスポット(LOVE STREET の看板と、ジムの家の説明が書いてある)
当時の面影は全く残っていないし、1930年代頃からローレル・キャニオンには、ハリウッドのセレブや、事業家、俳優たちが沢山住み始めた。
だが、ジムとパムは1969年の夏に、突如引っ越してしまった。(ある説では、シャロン・テート事件もこの家からさほど遠くなかった為、怖くなって引っ越しだのではないかと言う)
あのマンソン・ファミリー事件で当時のハリウッドは震撼したらしい…
残念ながら、2011のイタズラ放火のせいでこの地区の家がかなり燃えてしまい、ジムの家もほぼ全焼に近いダメージを受けた。
車の放火が家に燃え移ってしまったそう…凄くショックだった。歴史的ランドマークなのに…
I see you live on Love Street
There’s this store where
the creatures meet
I wonder what they do in there
Summer Sunday and a year
I guess I like it fine, so far
あなたもラブストリートの
住人だね
人々の出会う店があって
そこでクリーチャーたちは
何をしているのだろう
夏のサンデー、一年を通して
今のところ気に入っているけど
今はね…
She lives on love street
彼女の住むラブストリート