お蔵入りの逸品 | ウィザードルーグ

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キャデラックに乗って火星の舞踏場へ

マークの死後、未完成の曲がどんどん出回りすぎて追いつけてないですが、その中でもまず最初に出たアルバムが「真夜中のダンス」でしょうかね。このレコードが好きな方たくさんいるんじゃないかな…コレクターとか、マニアでなくても死後に発売されて、興味を持って購入した人がほぼではないかと思います。




カヴァーもスタジオ撮影がっちりでというより、最後に購入した自宅の庭で撮影した写真が使われたのも素朴で良い感じ…

ただ、当時は未完成の曲をそのままドカドカとアーカイブから発売とか今ほどやってなかったし、このアルバムもWAXから発売ですね。



ストリングスを後からくっ付けて出したことに、本人の意向と違うとか、何ぐせつけた人もいたかもですが、このアルバムの最後の曲「ダウンホーム・レディー」に脚色したエルトン的なピアノのイントロはとってもロマンチックに仕上がってると思う。特にこのデモテイクは知ってる限り4曲はあって全部聴きましたが、やはりこのアルバムのバージョンが一番好きです…歌詞もいつもの難解なものではなく、途中のままで仕上がってないの?と思うほどシンプルですが、すーっごく素敵なんです。


意外と出回ってないナルシスト丸出しのショットかも


マーク卿だね🤭



ダウンホームレディー

気取らないレディー

今夜はただあなたと一緒に


ダウンホームレディー

素朴なレディー

今夜はあなたと一緒に居たい


そよ風が冷たいとき

あなたに歌ってあげるよ

だってあなたは僕の


ダウンホームレディー

気取らないレディー

僕は今夜あなたと一緒にいたい


ダウンホームレディー

お淑やかなレディー

今夜はあなたといたい



※曲が終わった後で、うーん、いいねェ、シリル!

と言ってますが、これはギリシャ語に由来した

主とかマスター、又は精霊…マークがレコーディング中に誰かをそう呼んだのか、オスカー・ワイルドの息子の名前をもじってフザてけるのかよく分からないですが、仕上がりに満足だよ!ってコトね?


だけど、まだまだ出てくるスタジオテイク、デモや、アルバムに入れずお蔵入りになった沢山の曲を聴いて、こんな素敵な曲がお蔵入りなの?って思う。やはりマーク・ボランは真の天才…実はボウイも到底及ばないことを分かってた…


最近ではアルバムを大切にするために、EDSELとかから発売されてる過去のシングル盤を全てCDで新たにリリースしたりしてます♪確かにレコードは大切に取っておきたいものよね!


こりゃCDでも骨董品だなぁ(笑)



僕のDown Home Lady 😍


Keep a little Marc in your heart 💜

いつも小さなマークをこころに