





時計の針が8時を指すころ、私たちを乗せたバスは静かに走り出した。今日の行き先は、佐賀県と有明海。祈り・酒・海の幸がそろう、少し大人で、どこか温もりのある旅だ。
引野口で仲間が増え、博多駅へ向かう頃には、車内にも穏やかな旅の空気が満ちてくる。窓の外を流れる街並みを眺めながら、「今日はどんな一日になるのだろう」と、自然と胸が高鳴った。
温かいコーヒーを片手に外へ出ると、澄んだ空気が身体をすっと目覚めさせてくれる。ここから先はいよいよ佐賀路。旅の本番が始まる。
朱色の社殿が山の斜面に美しく連なる祐徳稲荷神社。
日本三大稲荷のひとつとして知られるこの神社は、訪れた瞬間から、どこか背筋が伸びるような神聖な空気に包まれている。
長い参道を歩きながら、今年一年の出来事を思い返す。
楽しかったこと、少し大変だったこと、それでも無事にここまで来られたこと。自然と「ありがとうございました」という言葉が心に浮かぶ。そして、来年の小さな願いをそっと胸にしまい、手を合わせた。
高台から見下ろす景色は、心を洗ってくれるようだった。
酒蔵に漂う、やさしい時間 ― 幸姫酒造
木の香りが残る酒蔵の中は、どこか懐かしく、ほっとする空間だ。
丁寧な説明を聞きながら、酒造りに込められた想いに耳を傾ける。
そしてお待ちかねの試飲。口に含んだ瞬間、米の甘みとすっきりとした後味が広がり、「ああ、これは家でもゆっくり味わいたい」と思わず笑みがこぼれる。
売店では、それぞれが思い思いに一本を選ぶ。旅の思い出は、こうして形になって持ち帰れるのも嬉しい。
有明海の冬のごちそう、竹崎カキを味わう
有明海で育った竹崎カキは、冬の主役だ。
炭火の上で焼かれるカキが、ぷくっと身を膨らませ、香ばしい香りを立ち上らせる。殻を開けた瞬間、湯気とともに現れる艶やかな身。
ひと口頬張ると、海の旨みが一気に広がり、思わず無言になるほど。
カキだけでなく、海鮮の炙り焼きも並び、賑やかで温かな昼食時間が流れていく。冬の寒ささえ、この場所ではごちそうのスパイスだ。
食後は道の駅太良へ。
みかんや海産物、地元ならではの加工品がずらりと並び、歩くだけでも楽しい。
「あの人にはこれを」「家ではこれを使おう」
そんな会話を交わしながら、袋の中に少しずつ旅の余韻を詰め込んでいく。
夕暮れとともに、帰路へ
帰りの基山PAに立ち寄る頃、空は少しずつ夕色に染まり始めていた。
バスの座席に身を預けると、心地よい疲れが全身を包む。
博多駅、引野口、小倉駅へと戻る道中、窓の外に流れる景色は、朝とは違う表情を見せてくれた。
一日の終わりに、祈り、味わい、笑い合った時間を思い返す。
18時20分、小倉駅到着。
短いようで、しっかりと心に残る一日旅だった。
また季節を変えて、この道を走りたい。
そんな余韻を胸に、私は静かに家路についた。
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