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朝の小倉駅を8時に出発するバス。


まだ少し眠気の残る車内に、旅への期待が少しずつ広がっていきます。引野口、博多駅と仲間を乗せながら、バスは一路、朝倉・浮羽方面へ。


窓の外に流れていく街の景色が、やがて緑豊かな田園風景へと変わっていくと、「今日はどんな景色に出会えるのだろう」と、自然と心が弾んできます。


9時50分ごろには基山PAでひと休み。


旅の朝は、こうした小さな休憩も楽しみのひとつです。これから始まる一日のために、軽く身体を伸ばしたら、再びバスへ。


最初に向かうのは、朝倉の「藤井養蜂場」です。


ここでは、みつばちにまつわる資料館を見学。普段何気なく口にしている蜂蜜が、どのようにして生まれるのか。小さなみつばちの世界を知ることで、いつもの蜂蜜が少し特別なものに感じられるかもしれません。


※9月24日出発日は、藤井養蜂場に代わって「三連水車の里あさくら」へ行程が変更されます。


そして、朝倉の旅でぜひ目にしたい風景が待っています。


水の音に歴史を感じる「朝倉三連水車」


次に訪れるのは「朝倉三連水車」。


のどかな田園風景の中で、ゆっくりと回り続ける大きな水車。その姿を眺めていると、現代の時間の流れから少しだけ離れたような、不思議な感覚になります。


朝倉三連水車は、日本最古級の実働水車として知られる存在。


水の流れを利用して田畑へ水を運ぶという、昔から受け継がれてきた知恵が、今もこうして動き続けています。


水が流れ、水車が回り、周囲の田園に緑が広がる。


派手な観光地とは違うけれど、こうした風景こそ、九州の旅で出会いたいものかもしれません。


水車の音に耳を澄ませながら、ゆっくりと景色を楽しみます。


夏の涼を味わう「涼かご膳」


水車の風景を楽しんだあとは、お待ちかねの昼食です。


向かうのは「白花綜」。


ここでは、季節を感じる「夏の涼かご膳」をいただきます。


暑い季節の旅では、目にも涼やかな料理がうれしいもの。


かごの中に並ぶ料理を眺めれば、それだけで食欲が刺激されます。


旅先でいただく昼食は、単なる食事ではありません。


朝からみんなでバスに乗り、景色を眺め、観光地を歩いたあとだからこそ、いつもより美味しく感じられるもの。


「次はどこへ行くのかな」


そんな旅の会話を楽しみながら、ゆっくりと昼食の時間を過ごします。


そして午後はいよいよ、今回の旅のお楽しみのひとつへ。


甘い香りに誘われて、浮羽の果樹園へ


13時から13時40分までは、「浮羽果樹園」でフルーツ狩りです。


浮羽といえば、豊かな自然に育まれた果物の産地として知られる地域。


果樹園へ足を踏み入れると、今度は水車とはまったく違う「夏の実り」の風景が広がります。


青空の下、木々の間に実る果実。


自分の目で果物を探しながら歩く時間は、大人になってもどこかワクワクするものです。


そして、今回の旅にはうれしいお土産も。


 

 

 なんと、あらかじめ収穫されたぶどう1房と、梨約1kgが付いています。


その場で味わうフルーツ狩りだけでなく、旅の思い出を自宅へ持ち帰れるのも魅力。


旅から帰ったあと、家族と一緒に果物を味わえば、「あの日は楽しかったね」と、もう一度旅を思い出せそうです。


水車、かご膳、そして果物。


午前から午後へ、少しずつ表情を変えていく朝倉・浮羽の旅。


最後に待っているのは、さらに涼やかな場所です。


滝の音に包まれる「調音の滝」


果樹園をあとにして向かうのは、「調音の滝」。


落差約27m、幅約9mの滝から流れ落ちる水。


暑い季節に眺める滝は、それだけで特別な涼を感じさせてくれます。


勢いよく流れ落ちる水と、周囲を包む緑。


耳を澄ませば、聞こえてくるのは水が岩にぶつかる音。


先ほどまで果樹園で味わっていた甘い空気から一転して、ここではひんやりとした水の気配に包まれます。


「マイナスイオン浴」という言葉がぴったりの、心地よいひととき。


滝の前で深呼吸をすれば、旅の疲れまで少しずつ流れていくようです。


朝から続いた旅も、ここでひと区切り。


あとはバスに戻り、帰路へと向かいます。


楽しかった一日を胸に、帰路へ


帰り道も基山PAで休憩。


車内では、今日見た景色や食べたもの、お土産の果物の話など、旅の余韻を楽しむ時間が流れていきます。


やがてバスは博多へ。


16時10分ごろに博多駅へ到着し、引野口を経て小倉へ向かいます。


そして17時30分ごろ、小倉駅に到着。


朝8時に始まった旅が、夕方には静かに幕を閉じます。


振り返れば、この一日は「水」「食」「果物」「滝」という、朝倉・浮羽の魅力をぎゅっと詰め込んだ旅でした。


歴史を感じさせる三連水車の音。


季節の恵みを味わう夏の涼かご膳。


果樹園で出会う甘い果実。


そして最後に、滝の音と涼風に包まれる時間。


観光名所をただ巡るだけではなく、土地の風景や季節の味を五感で楽しめるのが、この旅の魅力です。


特に暑い季節には、涼を感じる場所を訪れながら、旬のフルーツまで楽しめるのはうれしいところ。


帰宅してから、旅のお土産として持ち帰ったぶどうと梨を味わえば、きっと今日一日の景色がもう一度よみがえってくるでしょう。


朝倉の水車から始まり、浮羽の果実、そして調音の滝へ。


水の音に始まり、水の音で締めくくるような、夏の一日。


次の休日は、少しだけ日常を離れて、九州の豊かな自然と季節の恵みに出会う旅へ出かけてみませんか。



 

 

 

 

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