集合：福岡空港にて
朝7時50分、福岡空港に集合。まだ朝の空気がひんやりと残る時間帯ですが、これから始まる天草の旅に胸が高鳴ります。今回の旅の目玉は、天草エアラインのイルカ柄の飛行機。小さな機体ですが、可愛らしいデザインとアットホームな雰囲気が人気です。
8時50分発の天草エアライン102便に搭乗すると、窓の外には青く澄んだ空。フライト時間はわずか35分。福岡からあっという間に天草へワープしたような感覚です。機内アナウンスも親しみやすく、まるで小さな冒険の始まりを祝ってくれているかのようでした。
午前：天草到着＆イルカウォッチングへ
船に乗り込み、波を切るエンジン音が響くと、期待感が一層高まります。潮風に吹かれながら沖合へと進むと、海の色がぐっと深くなり、水平線が広がります。そして突然、水しぶきとともに姿を現したのは野生のイルカたち！
親子で泳ぐ姿、ジャンプする姿、船のすぐそばで並走する姿――どれもまるで映画のワンシーンのよう。90分間のクルーズは、ただイルカを見るだけでなく、「同じ海で共に過ごしている」という体感ができる貴重な時間でした。イルカが近づくたびに船上から歓声が上がり、大人も子どもも夢中になっていました。
昼食：天草海鮮蔵でてんこ盛り海鮮丼
この日のランチは、てんこ盛り海鮮丼。大ぶりのネタがこれでもかと乗った丼は、まさに「海の宝石箱」。プリプリのエビ、脂がのったマグロ、透き通るイカ、甘みたっぷりのウニ…。ひと口ごとに天草の海の恵みを感じます。
お子様には「お魚フライとじゃこめしランチ」が用意されており、サクサクのフライは食べやすく、じゃこめしの香ばしさも子どもたちに人気。家族連れにも安心の心遣いが感じられました。
午後：天草の自然と文化を学ぶ
午後後半：天草パールガーデンへ
天草は古くから真珠養殖が盛んな地。白く上品な光を放つ真珠は、海の恵みそのものです。お土産に選ぶ人も多く、アクセサリーや小物が手に取れる価格で販売されていました。
また、併設の小さな水族館では、地元の海に生息する魚たちを観察できます。子どもたちが目を輝かせて水槽をのぞき込む姿は、どこかイルカウォッチングの興奮を思い出させてくれました。
夕方：JA天草とれたて市場でお買い物
また、海産物や地元ならではの調味料、スイーツなども充実しており、家族や友人へのお土産選びに最適です。市場の賑やかな雰囲気に包まれながら、「もう少し滞在したいな」と感じつつも、旅の終わりが近づいてきました。
帰路：天草空港から福岡へ
18時40分、福岡空港に到着。朝の集合からわずか半日ほどでしたが、イルカに出会い、海鮮を味わい、真珠や特産品を楽しんだこのツアーは、日帰りとは思えないほどの充実感に満ちていました。
まとめ：天草日帰りツアーの魅力
このツアーの最大の魅力は、「非日常を短時間で体験できる」こと。福岡からわずか35分の空の旅で、野生イルカとの感動の出会い、美味しい海鮮丼、歴史と自然を学ぶ施設、そして真珠や特産品に触れる買い物まで、盛りだくさんに楽しめます。
家族旅行にも、友人との小旅行にも、そして一人旅の気分転換にもおすすめ。朝出発して夕方には帰ってこられるので、忙しい日常の合間に「小さな冒険」を求める人にぴったりです。
天草の海と空に包まれた一日。旅の余韻は、きっと帰宅してからも心に長く残るはずです。
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