- こんにちは。今日は少し贅沢に、夏の九州を満喫する二日間の旅の思い出を日記にしてみます。
きっかけは友人からのお誘い。「鹿児島の錦江湾で大花火大会があるんだけど、一緒に行かない?」その一言で、私の夏の計画は決まりました。
北九州・小倉を出発して、博多を経由し、夜の鹿児島で花火を眺め、翌日は霧島神宮やえびの高原を訪れる。短いながらも濃密な二日間の旅。九州の暮らしの中で、こうして自然や文化、そしてお祭りを体感できる時間は、心を豊かにしてくれるものです。
1日目――小倉から鹿児島へ、花火の夜へ
出発の朝
小倉駅に集合したのは午前10時半。夏休み真っ盛りのせいか、駅には旅行客の姿も多く見られます。私たちのツアーバスも、すでに期待に胸をふくらませた人々でにぎわっていました。
バスが発車したのは10時40分。車窓から流れる景色を眺めながら、少しずつ日常の時間が遠のいていくのを感じます。友人とおしゃべりをしつつ、車内では「今夜の花火はどんなだろうね」と話題は尽きません。
博多での乗り換え
11時50分に博多に到着。ここで少し休憩を取り、昼食は各自自由。私たちは博多駅構内で名物の明太子弁当を購入しました。鹿児島までの長旅に備えて、小腹を満たしながら「これも旅の楽しみだね」と笑い合います。
鹿児島へ向かう車窓の風景
博多を出てからは、九州を縦断するように南下していきます。窓からは緑濃い山並みが続き、時折田園風景や川の流れが見えました。少しずつ日が傾き、車内にオレンジ色の光が差し込む頃、鹿児島が近づいていることを実感します。錦江湾サマーナイト大花火大会
夕暮れ時、鹿児島市内に到着。すでに街はお祭りムード一色です。浴衣姿の人々、屋台から漂う甘い香り、賑やかなアナウンス。心が高鳴り、足取りも自然と軽やかになります。会場の錦江湾は、桜島を背景に広がる雄大なロケーション。その海の上で花火が打ち上がると聞いていましたが、想像以上のスケールでした。
午後8時、最初の一発が夜空に咲くと、歓声がどっと広がります。赤や青、金色の光が夜空を埋め尽くし、水面に反射して揺れる光の帯。大玉の連発や音楽とシンクロする仕掛け花火、フィナーレのナイアガラに至るまで、圧巻の一言でした。
「こんなに大きな花火を見たのは初めてかもしれない」
友人のつぶやきに、私も大きくうなずきました。九州の夏の夜は、こんなにも鮮やかに輝くのだと胸に刻まれるひとときでした。鹿児島サンロイヤルホテルへ
花火の余韻を胸に、バスでホテルへ移動。到着は夜10時半ごろ。鹿児島サンロイヤルホテルは大浴場付きで、旅の疲れを癒すには最高の場所です。
浴場からは錦江湾の夜景が遠くに望め、湯に浸かると一日の思い出が心地よい湯気とともに蘇ってきます。汗を流し、さっぱりとした気持ちでベッドに横たわると、花火の光がまだ瞼の裏に残っているようでした。
2日目――霧島の森と高原の風
ゆっくりの朝
この旅の贅沢なところは、出発がゆっくりなこと。朝は10時出発なので、ホテルでのんびり朝食を楽しめました。薩摩揚げやさつま汁、地元産の野菜が並ぶバイキングはどれも新鮮で、鹿児島の恵みを堪能できました。
霧島神宮へ
バスに揺られて霧島へ。山道を登っていくと、空気が少しずつひんやりと澄んでいきます。霧島神宮の朱塗りの本殿は森に囲まれ、荘厳な雰囲気。神話の舞台でもあり、九州の歴史と自然の力を感じさせてくれました。境内を歩いていると、木漏れ日が石段を照らし、蝉の声が響き渡ります。参拝を終えた後は自由昼食。私たちは参道近くの茶屋で「霧島そば」をいただきました。山菜や地鶏の出汁が効いた素朴な味わいで、旅の胃袋を優しく満たしてくれます。
えびの高原
午後はえびの高原へ。標高が高いため、真夏でも爽やかな風が吹き抜けます。青い空と白い雲、遠くに広がる山並み。池のほとりを散策すると、トンボが飛び交い、夏と秋の境目を感じさせてくれました。友人とベンチに腰かけ、「昨日の花火も良かったけど、こうして静かな自然を感じるのも最高だね」と話しました。にぎやかさと静けさ、両方を楽しめるのがこの旅の醍醐味です。
帰路へ
午後3時ごろ、えびの高原を後にして帰路へ。バスの車窓から流れる風景を眺めていると、今回の旅の二日間が夢のように思えます。
博多には18時半、小倉には19時40分に到着予定。実際には道路状況で少し前後しましたが、無事に帰り着いたときには、胸の中に夏の宝物がひとつ増えていました。
おわりに
錦江湾の大花火大会、霧島神宮、えびの高原。どれも短い二日間では味わい尽くせないほどの魅力を持っていました。
花火で夜空を彩る華やぎと、高原で深呼吸する静けさ。その対比は、九州の暮らしそのもののように感じます。にぎやかな祭りもあれば、静かな自然もある。どちらも大切に受け継がれてきた九州の豊かさです。
今回の旅を通して改めて思ったのは、九州に住む喜びは「いつでも特別な時間に出会える」こと。日常の延長に、こんな素敵な非日常が待っているのです。
また来年も、あの夜空を見上げに行きたい――そう心に誓いながら、今日の日記を締めくくります。
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