武雄温泉 楼門&新館の魅力
ツアーの最初のハイライトは、武雄温泉です。温泉地として有名な武雄温泉は、古くから多くの人々に愛されてきました。特にシンボルとなっているのが、竜宮城を思わせるような朱塗りの楼門です。この楼門は、1915年(大正4年)に完成し、釘を使わずに建てられた貴重な建築物です。設計を手掛けたのは、東京駅を設計した建築家としても知られる辰野金吾で、その技術と美しさは一見の価値があります。
2005年(平成17年)には、国の重要文化財に指定されており、歴史的にも文化的にも重要なスポットです。楼門の内部は資料館としても利用されており、武雄温泉の歴史や文化を学べる場所となっています。現地ガイドの丁寧な説明を聞きながら、武雄温泉の深い歴史に触れることができるのは、このツアーならではの体験です。
ふわふわトロトロの温泉湯豆腐
武雄温泉での散策を終えた後は、温泉地の名物料理「温泉湯豆腐」を楽しむ時間です。この湯豆腐は、佐賀県産の大豆を使用し、嬉野の温泉水で煮込むことで、その柔らかく滑らかな食感が特徴です。特にこのツアーでは、武雄温泉の目の前に位置する老舗豆腐店「佐嘉 平川屋」で、湯豆腐の食べ放題コースを楽しむことができます。
まず、湯豆腐は何もつけずにそのまま味わいます。大豆本来の旨みが凝縮されており、口の中でふわっととろける感覚は、他ではなかなか味わえません。その後、お塩やオリーブオイル、ゴマダレ、ポン酢など、さまざまな調味料で味の変化を楽しむことができます。また、湯豆腐だけでなく、豆乳鍋や雑炊まで含まれたフルコースが提供されます。
お品書きとしては、以下のようなラインナップが揃っています:
豆乳と甘酒
季節のお豆腐
ごま豆腐&落花生豆腐
温泉湯豆腐 食べ放題(ツアー限定)
豆乳鍋(季節の野菜・佐賀県産ありたどり&金星豚)雑炊(雑穀米・卵・ネギ・有明のり)
豆乳パフェ 黒蜜きな粉 豆腐白玉付き(ツアー限定)嬉野煎茶
どの料理も、佐賀県産の新鮮な食材が使用されており、特に大豆の旨みを最大限に引き出したメニューが中心となっています。このツアー限定の食べ放題メニューを心ゆくまで堪能できるのは、まさに至福のひと時です。
豆乳パフェ 黒蜜きな粉(豆腐白玉付き)
このツアーの特別なポイントは、豆乳パフェも楽しめることです。通常は嬉野店でしか提供されない「豆乳白玉」を、武雄店特製の黒蜜きな粉と組み合わせた「豆乳黒蜜きなこ白玉パフェ」がデザートとして提供されます。中庭の足湯に浸かりながら、この特製パフェを味わうことができるのも、このツアーならではの贅沢な体験です。
豆乳黒蜜きなこ白玉パフェには、玄米シリアルや豆乳もち、黒蜜、きな粉、豆腐白玉がトッピングされており、どれも豆乳をベースにしたヘルシーなスイーツです。しっかりとした甘さと、柔らかい口当たりが絶妙にマッチし、食後の満足感をさらに高めてくれます。
チームラボ 「かみさまがすまう森」御船山楽園
ツアーの最後を飾るのは、御船山楽園で開催されるチームラボのアート展「かみさまがすまう森」です。国の登録記念物である御船山楽園は、広大な自然と歴史ある庭園が特徴で、その中でチームラボが手掛けるアート作品が展示されます。
このアート展は、自然とテクノロジーが融合した幻想的な空間で、まるで森そのものが一つのアート作品のように感じられます。夜になるとライトアップされた森の中を歩きながら、光と影、音の調和に触れ、自然の美しさと生命の営みを感じることができるこのイベントは、非常に人気があります。
特に御船山楽園の独特な景観と相まって、作品の迫力や幻想的な雰囲気が一層際立ちます。アートを鑑賞しながら、時間の流れや生命の連続性について考えさせられる深い体験ができるのは、ここだけの特別な体験です。
まとめ
この日帰りツアーは、歴史と自然、そして地元の美味しい食事を組み合わせた充実したプランです。武雄温泉の楼門や新館を巡り、温泉湯豆腐や特製パフェで地元の味を堪能し、最後には御船山楽園で幻想的なアートを楽しむという、贅沢な一日を過ごすことができます。
博多駅から気軽に参加できるツアーでありながら、歴史や文化、アート、そして美食を同時に味わえる点が、このツアーの魅力です。
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