日本の夏祭りを堪能する東北の旅

青森ねぶた祭、秋田竿灯まつり、仙台七夕祭りを巡る旅

1日目：青森ねぶた祭へ旅の初日は早朝、博多駅を出発します。新幹線のぞみ号に乗り込み、小倉、そして東京へと向かいます。長時間の移動ですが、新幹線の快適な座席でリラックスしながら過ごします。東京に到着した後は、はやぶさ号に乗り換え、新青森を目指します。青森駅に到着したのは午後遅く。今日は青森ねぶた祭を観覧席から観賞する予定です。青森ねぶた祭は、青森市で毎年8月に開催される祭りで、大型のねぶた（灯籠）が街を練り歩く光景は壮観です。観覧席に座り、迫力満点のねぶたの姿に感動します。特に夜のねぶたは照明に照らされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。祭りを堪能した後は、ホテルルートイン青森中央インターにチェックイン。今日は長い移動とお祭りの興奮で疲れたので、早めに休むことにします。

１泊目：ホテルルートイン青森中央インター

2日目：奥入瀬渓流と秋田竿灯まつり翌朝は青森からスタートです。朝食を済ませ、奥入瀬渓流へ向かいます。奥入瀬渓流は、十和田湖から流れ出る清流で、美しい景観が広がります。滞在時間は約30分と短いですが、澄んだ空気と自然の美しさを楽しむには十分です。次に向かうのは秋田市です。秋田市民俗芸能伝承館では、竿燈の展示を見学します。竿燈は秋田の伝統的な祭りで、長い竿に多数の提灯を取り付け、それをバランスを取りながら持ち上げる技が見どころです。伝承館ではその歴史や技術を学ぶことができます。夕方には、秋田の郷土料理を使用したビュッフェで夕食を楽しみます。新鮮な魚介類や地元の食材をふんだんに使った料理はどれも美味しく、大満足です。その後、秋田竿灯まつりの観覧席に移動し、祭りのクライマックスを堪能します。夜空に浮かぶ無数の提灯は幻想的で、竿を巧みに操る技に感嘆します。祭りを楽しんだ後は、大曲のホテルルートイン大曲駅前に向かい、ここで宿泊します。到着は遅めですが、充実した一日を振り返りながら、ゆっくりと休みます。

２泊目：ホテルルートイン大曲駅前

3日目：横手、湯沢、銀山温泉、そして山形花笠祭り三日目は大曲から出発します。最初に訪れるのは横手のかまくら館。ここでは、雪の文化を体験できる「かまくら」が展示されています。30分ほどの滞在時間で、雪の世界を楽しみます。次に向かうのは湯沢市。ここでは稲庭うどんの昼食を取ります。稲庭うどんは秋田県を代表する特産品で、その喉ごしの良さと風味豊かな味わいが特徴です。美味しい食事に舌鼓を打ちながら、地元の味を堪能します。昼食後は銀山温泉へ向かいます。銀山温泉は、歴史的な温泉街で、美しい木造建築が立ち並びます。滞在時間は約90分とゆったりしており、温泉街を散策したり、足湯に浸かったりしてリラックスします。夕方には山形市に到着し、山形花笠祭りのパレードを観賞します。花笠祭りは山形市の夏の風物詩で、華やかな衣装をまとった踊り手たちが花笠を手に踊る姿は圧巻です。観覧席はありませんが、自由に見て回ることができ、祭りの雰囲気を存分に味わいます。夜は仙台に移動し、ホテルモンテエルマーナ仙台に宿泊します。到着は22:30頃と遅めですが、充実した一日を過ごした満足感でいっぱいです。

３泊目：ホテルモンテエルマーナ仙台

4日目：仙台七夕祭りと帰路旅の最終日は仙台から始まります。仙台七夕祭りは日本三大七夕祭りの一つで、豪華な七夕飾りが商店街を彩ります。ホテルから祭り会場までは徒歩15分と便利な立地にあり、自由に祭りを楽しむことができます。昼食も自由に取りながら、七夕飾りを見て回ります。色とりどりの飾りが風に揺れる光景は美しく、訪れる人々を魅了します。12:30頃には仙台駅に戻り、帰路に着きます。仙台から新幹線はやぶさ号で東京へ、そしてのぞみ号で小倉、博多へと戻ります。20:30から21:09の間に博多駅に到着し、旅が終わります。この4日間は、東北地方の代表的な夏祭りを巡る貴重な体験となりました。美しい自然や伝統文化、美味しい料理を楽しみ、各地での出会いや感動が心に残ります。東北の夏の魅力を存分に味わい、思い出深い旅となりました。