注目記事2389~【沖縄知事選】着手しただけで「公約ほぼ100%実現」と謳う、現職玉城知事 | 朱雀ひのでのブログ

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手を付けただけで公約「達成」と言えるのなら、知事などいなくてもいいことになる。

 

沖縄知事選、現職玉城氏の公約「実現率99%」は不正確 推進中279件、完了8件と議会答弁<ファクトチェック>

 

 

(琉球新報 2022年8月28日 20:00)

 

 沖縄県知事選挙候補者の玉城デニー氏の選挙母体「ひやみかち・うまんちゅの会」は「法定ビラ1号」やチラシで、4年前の知事選時に掲げた公約291件について全てに着手し287件を推進中として「実現率98.6%」という表現で表記している。公開討論会の場で玉城氏も同じ数字を挙げて「実現率、実行率は98.6%」と説明している。しかし、辞書などでは「実現」の意味は「達成したもの」とされる。推進中の公約287件を「実現率」で表現するのは不正確だ。

 

本当に公約「達成」していたら大したものだが、実際は『推進中』、手を付けただけという、有権者を誤魔化した表現。

 

 

 玉城氏を支持する共産党は8月の「沖縄県議団だより」で、知事の公約について「公約291の施策すべてに着手/287施策を推進」と記した上で「推進率98.6%」と表現している。 「精選版日本国語大辞典」は「実現」の意味として、「計画、希望などを現実のものとすること。また、そうなること」と掲げている。

 

さすがの共産党も、公約「達成」とは言わなかった。

 

 

 中山義隆石垣市長は、20日に短文投稿サイト「ツイッター」の投稿で「世間の常識では『実現』と使うのは達成完了した時です。なので291-287=4で4年の任期中、実現したのは4施策となります」

と投稿した。この投稿に対して27日時点で9600以上の「いいね」がつき、拡散させるリツイートは3700を超えた。

コメント付きの引用ツイートは270件以上で、コメントには「4年間で4施策のみ」や「大本営発表すぎる」のほか、玉城知事と中国とを結び付けようとする書き込みもあった。

 

 今年6月27日の県議会6月定例会の一般質問でも、玉城氏が2018年の県知事選で掲げた291件の公約が取り上げられた。

 

玉城デニー知事の公約「達成率」、県側答えず 291のうち完了8・推進中279に 県議会

 

 玉城氏は答弁で「公約として完了した後、継続してさまざまな取り組みを進めているという項目が8、現在推進中が279となっている」と述べた。公約の「達成率」を求められ、沖縄県の儀間秀樹企画部長は「達成率という成果指標的な考え方はなじまない」と答えるにとどめた。  質問した自民の島袋大県議は、公約291件のうち完了が8件なら公約の達成率は「2.7%」ではないかと指摘した。

 

 沖縄県によると、公約が「完了」し継続しているのは(1)那覇空港滑走路増設の早期完成(2)カジノ誘致反対(3)世界自然遺産登録の実現(4)琉球歴史文化の日の制定(5)幼児教育無償化の国への要請(6)観光基金の設置(7)少人数学級の拡大(8)那覇市内への新たな特別支援学校の設置―の8項目。

 

 8月17日に琉球新報などが主催した公開討論会でも「実現率」と「達成率」が問われた。候補者の佐喜真淳氏が、玉城氏の公約「実現率99%」と、県議会で指摘された「達成率」を挙げて「4年間をうやむやにするような詭弁では無いか。どちらが正しい数字なのか」「結果的に達成できたのはいくつあるのか。違いを明確にすべきだ」と質問した。

 

 ちなみに佐喜真氏は討論会の質問で「達成率は1.7%」と言及したが、上記の県議会一般質問の記事にもあるように、自民の島袋県議が指摘した「達成率」は公約291件のうち完了が8件ということで「2.7%」が正しい。

 

【公開討論会詳報④】旧統一教会問題、公約達成率、普天間跡利用…

 

 佐喜真氏の質問に答えた玉城氏は「公約の中には実現したとしても、引き続き取り組まなければならないことがある。たとえば子どもの医療費の無料化は今年4月から中学卒業まで拡大した。

 しかし事業は来年度以降も継続する。中学卒業まで上げたから終わったではなく、そこから始まるということが肝心だ。公約で大事なのは着手し推進しているということだ」と実例を挙げて説明。さらに「291の公約に対して287項目は予算化して推進している。しかしやって終わった―ではなく、そこからつながっているために、あえて『やったということ』を『実現した率』に置き換えて実現率98.6%と言っている」と強調した。

 

 

沖縄県の有権者の皆さん。

本当にこんな人を、もう4年間知事にしていいのですか?

 

公約に着手しただけで実現したなどというのなら、誰だってできるでしょう?

やるといった仕事に、少し手を付ければ公約達成ならば、沖縄県知事のお仕事は新人職員でも出来るではないですか。

 

夏休みの宿題をさぼって、今必死に泣きながら課題に取り組んでいる小学生と同レベルの話ですね。

いや、追及されて開き直っているのですから、宿題をさぼった小学生以下ですね。

 

こんな人に4年間任せても、また同じでしょう。

4年かけて公約の97.3%が未だにやりかけとは、もう達成の見込みはないでしょう。

こんなウソツキを選んでも、不幸なるだけだと思いますよ。