注目記事2158~韓国次期大統領は、保守系候補が勝利 | 朱雀ひのでのブログ

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韓国国民も、一応は今の方向性がまずいという自覚はあったようだ。

 

韓国大統領選 野党ユン・ソギョル氏当選5年ぶり保守政権誕生へ

 

 

 

9日投票が行われた韓国大統領選挙で、公共放送のKBSは10日朝、保守系の最大野党のユン・ソギョル氏の当選したと伝え、5年ぶりに保守政権が誕生する見通しとなりました。

韓国のムン・ジェイン大統領の任期満了に伴う第20代大統領選挙の投票は、9日夜7時半に締め切られ、開票作業が進められています。

中央選挙管理委員会によりますと、10日午前4時40分現在の開票率は99.22%で、得票率は、
▼保守系の最大野党「国民の力」のユン・ソギョル氏が48.59%、
▼革新系の与党「共に民主党」のイ・ジェミョン氏が47.79%などとなっています。

公共放送のKBSは、出口調査の結果や、開票状況などに基づいて、午前3時20分すぎ「ユン氏の当選が確実になった」と伝えました。

 

ユン・ソギョル氏は、午前4時20分ごろ、ソウル中心部に設けられた開票状況を見守る陣営の会場であいさつし、「この結果は、私やわが党の勝利というよりは、偉大な国民の勝利ではないか」と述べて、勝利宣言をしました。

 

当選したユン氏はソウル出身の61歳。

2019年にムン大統領によって検察トップの検事総長に抜てきされましたが、ムン大統領の側近をめぐる疑惑を徹底追及したことなどから政権との対立を深め、去年3月に辞任しました。

ユン氏は、政治経験はないものの、選挙戦でムン政権を厳しく批判し「真の公正な社会」を実現するとして政権交代を訴えて支持を広げました。

さらに、終盤になってユン氏が、3番手だった中道系野党のアン・チョルス氏との間で候補者の一本化にこぎ着けました。

その結果、政権与党への批判票の分散が避けられる形になったこともあって、ユン氏がイ氏との接戦を制し、5年ぶりに保守政権が誕生する見通しとなりました。


※ユン・ソギョル(尹錫悦)、ムン・ジェイン(文在寅)、イ・ジェミョン(李在明)、アン・チョルス(安哲秀)
 

ユン氏 若い世代を中心に批判票を集める

 

ユン・ソギョル氏が勝利した背景には、不動産価格の高騰などでムン・ジェイン政権に対する韓国国民の不満が高まる中、若い世代を中心にした政権与党への批判票を集めたことがあるとみられます。

ユン氏は、検察トップの検事総長として、ムン大統領の側近の不正疑惑を徹底追及するなどした結果、政権との対立を深めて去年3月に辞任すると、政界入りを待望する声に押されて最大野党に入党しました。

政治経験がなかったユン氏ですが、選挙戦では、みずからが真っ向から対じしたムン政権を厳しく批判し「無能な政権を政権交代によって審判する。真の公正な社会をつくる」として、5年ぶりの政権交代の実現を訴えました。

また、不動産価格の高騰や厳しい就職状況などでムン政権に対する韓国国民の不満が高まる中、無党派層の多い若い世代から人気のある36歳のイ・ジュンソク党代表と足並みをそろえ、SNSなども積極的に活用して支持を呼びかけました。

さらに、中道系野党から立候補し支持率で3位につけていたアン・チョルス氏との間で、選挙戦最終盤に入ってユン氏に候補者を一本化することで合意したことによって、政権与党への批判票を集める形となりました。

 

イ氏「最善を尽くしたが期待に応えられず」

 

一方、イ氏は、国会近くにある党本部で記者会見し「最善を尽くしたが、期待に応えられなかった。すべての責任は私にある。ユン候補にもお祝いを言いたい」と述べ、敗北を宣言しました。

イ・ジェミョン氏が敗れた背景には、不動産価格の高騰などでムン・ジェイン政権への不満が高まる中、政権交代を求める声が強まっていたことが挙げられます。

与党内で非主流派のイ氏は、選挙戦で、ムン政権に不十分な点があったと認めて差別化を図る一方、地方行政を率いた実績をアピールして政治経験のない、最大野党のユン・ソギョル氏との違いを強調しました。

しかし、政権交代を求める声が50%を超える中で、勝敗のカギを握る中道層にまで広く浸透することができませんでした。

また、これまで歯にきぬ着せぬ発言や分かりやすいメッセージで人気を集めてきたイ氏ですが、テレビ討論会では、ロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領を「初心者の政治家」と表現し、釈明に追われるなどしました。

イ氏をめぐっては、ソンナム市長だった当時に起きた都市開発事業をめぐる背任事件で、不正な資金の流れに絡む意思決定に関わっていたのではないかという疑惑が取りざたされ、イ氏は関与を全面的に否定したものの、説明責任を十分に果たしていないとする批判も出ていました。

さらには、家族をめぐっても不正疑惑が指摘されるなどした結果、無党派層が多く、公正さを重視する若い世代を中心に、思うように支持を集めることができなかったとみられます。

 

 

韓国人には、一応今の政権の延長線上だとヤバいという認識はあったようです。

日本人の立場で言えば、程度の違いはあれど、反日政策を取る事は確定なので、誰がなろうとも、大きな違いはないとしか言えませんね。

 

ただ保守系の大統領が登場することから、想定されるのは、また以前と同じように最初は親日政策をとるポーズをして日本政府を油断させ、援助などを引き出した後で態度を豹変させて、以前より遥かに厳しい反日政策を取るだろうという事です。

 

保守系の元大統領だった朴謹恵は、大統領になる前はそうするだろうという視線を国民から強く受けていたせいか、最初から反日政策全開で日本に当たったものの、当時の安倍政権に躱されて攻撃がほぼ無効化されるか、打撃を与えたかに見えて、それが巧妙な罠に働いた(慰安婦合意の10億円がそのように作用した)ことで息切れし、その不甲斐なさで国民の支持を失い、『ろうそく革命』とらやで放逐されることになりましたが、今回大統領に当選した尹錫悦(ユン・ソギョル)は、どう動くのでしょうね?

 

今の韓国経済は非常に厳しい状況で、それを受けてウオンも下落しています。

これまでなら韓国の中央銀行が為替相場に介入して買い支えていたと見られますが、最近の値動きを見ると、その余力が失われているようにも、見受けられます。

 

この状況だと、次期大統領の立場では、是が非でも日本の経済援助を欲することでしょう。

そのためには、日本にすり寄りを見せる可能性は、極めて高いと見るべきです。

 

少々甘言を弄されても、絶対に信用すべきでありません。

韓国人に対しては、発言の内容ではなく、行動、実績で判断すべきです。

 

仮に韓国に援助するとしても、これまでのような無条件ではなく、きちんと代償を求めるべきです。

特に以下の条件は、すべて呑ませるべきです。

 

1.経済援助に関し、その目的と、費用対効果、そして実現性(つまり債権回収に対するリスクの度合い)を明確にした計画書を提出する事

2.これまでの円借款についても、返済計画を改めて提出する事

3.援助の担保として、きちんと価値のある物件、有価証券他を差し出すこと

4.また竹島を無条件で返還する事

5.これまで事実に基づかない反日教育、歴史教育、反日報道等を一切止め、韓国国民に真実を公表し、誤った認識で韓国国民を間違った方向に導かないように改める事

 

 

まあ韓国政府が呑むことはないでしょう。

それを理由に、今後何が韓国で起きようとも一切助けなければいいのです。

韓国に対しては、この位してちょうどいいくらいです。

これでもプーチンのしでかしよりも、ずっと穏当でしょう。