注目記事1736~理解不能な論理で政権移譲を要求した枝野幸男 | 朱雀ひのでのブログ

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この人、法曹界(弁護士)出身だったはずなのに。

 

立民・枝野氏、衆院選まで暫定の「枝野幸男内閣」を主張

 

 

 

 立憲民主党の枝野幸男代表は2日午後の記者会見で、菅義偉内閣の新型コロナウイルス対応を批判し、「一刻も早く退陣していただきたい」と述べた。ただ、衆院選を実施できる状況にはないとして、現行の衆院勢力のままで立民を少数与党とする「枝野内閣」を暫定的に組閣し、秋までに行われる次期衆院選までの間の危機管理にあたることが望ましいとの持論を打ち上げた。

 枝野氏は、内閣不信任決議案の提出の可能性を問われ「明日にでも出したいような、(菅内閣を)信任できる状況ではない。ただ、今は衆院解散・総選挙による政治空白を作れる状況でないのははっきりしている」と強調した。

 その上で、日本と同じ議院内閣制の国では、危機の際に政府が機能しない場合に少数政党が選挙管理内閣(次期選挙までの暫定内閣)を担う例があると説明。「私の下の内閣で当面の危機管理と選挙管理を行わせていただくべきだ」と述べた。

 

 

法的に、全く理解不能な論理です。

この人は法曹界(弁護士)出身なのに、どういう法理論でこのような主張をしているのか、全く分かりません。

 

退陣要求自体はともかく、民主主義国家において、多数派の意見を差し置いて、少数派の立憲民主党に政権を渡す論理が分かりません。

堂々と首班指名を勝ち取るなら話は別ですが、今の与党である自民党や公明党が枝野幸男を支持するとは思えません。

仮に菅総理が退陣したところで、岸田氏を始め、総理のイスを狙っている人は何人もいます。

そうした人たちが身を引いて枝野に政権を渡すなど、太陽が西から上る位、あり得ない話でしょう。

 

もしそういう手続きをすっ飛ばして、黙って政権を自分に渡せと言うのなら、もはや憲法違反、革命と同じです。

そういう要求ならば、内乱罪を適用して、即刻死刑にすべきレベルです。

政権移譲の方法をあいまいにしてそのような重大事を要求する辺り、案外それが本音のようにも感じますが、どうでしょうね?

 

そして民主党政権時代の『実績』を見ても、この人は100時間以上寝ないで活動せざるを得なかったほど、仕事術に疑問符が付く人です。

『枝野寝ろ』と当時言われたことをいまだに誇りにしていますが、あんなものは恥以外の何物でもないのです。

 

その位自分に仕事が集中し、部下に仕事配分がきちんと出来ない、組織の上に立つと混乱させるタイプの人です。

 

官房長官時代ですらそうして仕事を滞らせ、東日本大震災では対応は後手後手、当時の総理の御守りも満足に出来ず、様々な問題を引き起こしました。

 

そんな人物が総理になったのなら、主義主張以前の問題として、たちまち仕事を滞らせて、国家機能停止するでしょうね。

 

法的にも、政治的にも、更には本人の能力的にも、絶対に総理にしてはいけないと思いますね。

そして国会で枝野の真意を徹底的にに説いただすべきです。

正規の手続きなしに政権を渡す要求だったならば、内乱罪として枝野を逮捕、そして立憲民主党所属議員と関係者を共犯者として摘発すべきだと思います。

憲法をないがしろにして政権移譲を求めているなら、それはもはや革命、今の国家秩序の破壊ですから。