シナ公船観察記事139 | 朱雀ひのでのブログ

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ここまでくると、海上保安庁が日本の漁船を守り切れず、シナ公船による拿捕→人質交渉という恐れもあるか。

 

中国公船、日本の抗議後も尖閣領海で漁船追尾 今月上旬、領海外でも45キロ

 

 中国海警局の船が5月上旬に尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に侵入して日本漁船を追尾した問題で、8日の日本政府の抗議後も2日間にわたり中国公船が漁船を追尾していたことが24日、分かった。10日に漁船が与那国島(同県与那国町)に向かった際も領海の外で約45キロ追尾した。政府関係者や漁船船長らが明らかにした。政府は一連の動きを特異な行動と位置づけ、分析を進めている。

 

 海保などによると、尖閣周辺を航行中の中国公船4隻が8日午後4時ごろから相次ぎ領海に侵入した。そのうち2隻が与那国島の漁船「瑞宝丸」=金城和司船長(48)=に接近して追尾したため、瑞宝丸は海保の指示を受け、いったん領海の外に出た。日本政府は8日に複数のルートで中国側に抗議した。

 

 追尾は8日だけでなく、瑞宝丸が領海内に戻ると再び中国公船が現れ、9日から2日間にわたり領海内で瑞宝丸を追尾・監視した。電光掲示板で瑞宝丸に「退去」を命じ、約30メートルの距離まで接近することもあった。中国公船は領海内に約26時間滞在。瑞宝丸は10日午後7時ごろに漁を終えて与那国島に向かったが、中国公船の追尾は11日午前0時ごろまで続いたという。

 

 中国公船は「退去命令」にあたり、無線やスピーカーは使わず、放水なども行わなかった。瑞宝丸の乗員3人にけがはなかった。

 

 中国公船の動きは、日本の実効支配を揺るがす意図があったとみられる。中国外務省の趙立堅報道官は11日の記者会見で、日本漁船が「中国の領海内で違法な操業をした」と主張。「日本は釣魚島(尖閣諸島の中国側名称)の問題で新たな騒ぎを起こさないよう希望する」と述べた。新型コロナウイルスの感染拡大に乗じ尖閣周辺での存在感強化を図った可能性もある。

 

 尖閣諸島をめぐっては、昨年5月にも中国公船が日本漁船を追い回す事態が発生している。この際、漁船に乗っていた石垣市の仲間均市議(70)は産経新聞の取材に「中国公船はボートを下ろそうとしていた。退去命令に従わなければ拿捕(だほ)するぞという脅しだと思った」と証言した。

 

 

もう、今までの対応では、いずれ海上保安庁の巡視船が漁船を守り切れず、いつ拿捕という事態が起きてもおかしくありません。

 

そうなると人質交渉という事になるでしょうが、その時シナは、『尖閣諸島をシナが実効支配している』事を認めることを、交渉条件に持ち出すでしょうね。

応じなければ、拿捕した漁民の命はないと脅してくる可能性は、高いと思います。

 

そしていつもならシナにだんまりを決め込んでいる集団も、さすがに黙っていられなくなったようです。

 

沖縄県が漁船安全確保要請 尖閣の中国船追尾で国に

 

 沖縄県・尖閣諸島(石垣市)周辺の領海で今月上旬、日本漁船が中国海警局の船に追尾されたことを受け、と県漁業協同組合連合会などは25日、国に対し、中国政府への再発防止の働き掛けや、領海内で操業する漁船の安全確保を要請した。

 

 要請書は外相と国土交通相、農林水産相宛てに提出。「尖閣諸島周辺海域で頻発する中国公船の本県漁船に対する威嚇行為は、不測の事態を招く恐れをはらんでいる。今回のような事態は断じてあってはならない」と指摘している。

 

 県によると、外務省の担当者は「これまでも外交を通じ抗議してきた。今後も毅然(きぜん)とした対応を取る」と応じたという。

 

 

 

 

 

さてこのことについての政府の反応ですが…。

 

菅長官「警戒監視万全期す」 中国公船の尖閣領海侵入

 

 菅義偉官房長官は25日の記者会見で、中国公船が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で日本領海への侵入を繰り返している問題に関し、毅然(きぜん)と対応する考えを強調した。「わが国の領土、領海、領空を断固守るとの方針の下、関係省庁間で連携し、警戒監視に万全を期していきたい」と述べた。

 

 領海侵入した中国公船をめぐっては、海上保安庁の巡視船が現場海域で退去警告を重ねて実施したほか、8日から10日にかけて東京と中国・北京の双方で中国側に繰り返し厳重抗議したと語った。

 

 

厳重抗議で済むのなら、とっくの昔に、シナは尖閣諸島に来なくなっていたでしょう。

『わが国の領土、領海、領空を断固守る』というのならば、海上自衛隊とも連携し、同様のことが起きた場合、自動的に海上警備行動、防衛出動がかかるように防衛大臣が事前命令を出しておいて、シナ公船に警告し、直ちに退去し、二度と来ないように通告すべきでしょう。

応じなければ、威嚇射撃の上停船を命じ、拿捕。

停船命令に従わない場合は、撃沈すべきでしょう。

 

シナは日本が絶対撃ってこないと高をくくっているから、そのような横暴極まりない行動をし、増長してきたのです。

ここまでされて今までの対応に終始するなら、いずれ漁民に被害者が出るでしょう。

日本国民の生命と財産を守り、領土、領海、領空、そして国益を奪われないようにするには、その姿勢を示すべきです。

それが出来ていないから、シナに誤ったメッセージを送り、尖閣諸島に跋扈することを許しているのです。

それはもう許さないという態度を、毅然として示すべきでしょう。

 

そしてシナが反発してきたら、こう言い放てばいいと思います。

 

明治28(1895)年に日本が尖閣諸島を沖縄県に編入、それを世界に通知した時、なぜ(当時は清が)異を唱えなかったのか?

(国際法上は、これで尖閣諸島の領有権が日本に属することになっている)

 

シナが領有権を主張したのは、昭和46(1971)年になってからだ。

なぜ明治28(1895)年から76年間も領有権を主張せず、放置してきたのか?

 

これを国際法できちんとクリアできる主張をシナがしてこない限り、シナの行為は侵略以外の何物でもないし、それを阻止しようとする(日本の)行動は、主権国家として当然のことだと、堂々と世界に主張し、同時に国土を守る姿勢を、行動でも示すべきです。