注目記事959~日米安保は攻撃的、中ロ防衛協力は防衛的? | 朱雀ひのでのブログ

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毎年何百回もスクランブルをかけさせる国が、言うセリフか?

 

プーチン氏、日米安保の脅威強調 日ロ平和条約交渉で

(共同通信 2019/12/19 22:33)

 

 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は19日、日米安全保障条約がロシアに脅威を及ぼしているとの認識を表明、日本と協議を続けているが「解決策は見つかっていない」と述べた。また日米安保が障害となり、行き詰まっている日ロ平和条約交渉について「柔道でいう引き分け」を目指すと改めて述べ、日本と妥協を模索して協議を続ける姿勢を示した。

 

 モスクワで行われた年末恒例の記者会見で共同通信の質問に答えた。

 

 ロシアが中国にミサイルの早期警戒システム構築を支援するなど、両国の軍事技術協力が進展していることについては「協力は防衛的なものだ」と強調し、中ロの軍事同盟化を否定した。

 

 

そういう発言は、毎年欠かさず、数百回航空自衛隊の戦闘機にスクランブルをかけさせる国が言うセリフではないと思いますがね。

航空自衛隊が、ロシア空域に対して同じ行動をしているというのでもなければ、言うセリフではないと思いますね。

 

日米安全保障条約がロシアにとって脅威だというのならば、ロシア自体が日本にとって、軍事的に十分脅威なのですがね。

 

そういうセリフは、千島列島は元より、樺太島全土、さらには沿海州やカムチャッカ半島など、極東地域全域から兵力を撤去してから言ってください。

それならば『日米安全保障条約がロシアにとって脅威だ』という発言も、まだ分かるのですが。

 

いずれにせよ、日本の要求をまともに聞かず、自分の主張を押し付けようという国が『引き分け』などと言うのは、おこがましいと思いますね。