注目記事251~北朝鮮、核の全面廃棄に転じる? | 朱雀ひのでのブログ

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ソースがソースなだけに、どこまで真実なのかが?

 

北朝鮮、核全廃に応じる構え 米朝事前協議で姿勢示す

(朝日新聞デジタル 2018年5月3日(木) 5:00)

 

 6月初めまでに開かれる見通しの米朝首脳会談に向けた両国の事前協議で、北朝鮮が、米国が求める手法による核の全面廃棄に応じる姿勢を示していると米朝関係筋が明らかにした。また、北朝鮮は核兵器の査察にも初めて応じ、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の廃棄も行う意向だという。ただ、核廃棄に向けた期間や北朝鮮への見返りでは意見の違いが残り、協議や会談の行方によっては予断を許さない状況だ。

 

 同筋によれば、米中央情報局(CIA)当局者や米核専門家計3人が、4月下旬から1週間余り訪朝。北朝鮮側との協議で、首脳会談合意にこうした内容を盛り込む見通しになった。

 

 金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は南北首脳会談でも、米国が求める完全で検証可能、不可逆な方法によって廃棄に至る非核化措置を受け入れる考えを示したという。米国は国際原子力機関(IAEA)を中心とした非核化措置を進めようと、すでにIAEAとの調整を始めているといい、日本にも協力を求める見通しだ。

 

 

この報道が事実ならば安心できるのですが、問題はソースが朝日新聞である事から、情報のバイアスがかかっている事への疑念が拭いされません。

ただ

報道が事実だとするならば、そうせざるを得ない程の圧力が、アメリカから相当かかったと見るべきでしょう。

この報道の数日前に、この様な報道があったようです。

 

北朝鮮は非核化へ「不可逆的措置を」、正恩氏との会談で米国務長官

(ロイター 2018年4月30日12:16)

 

[ワシントン 29日 ロイター] - ポンペオ米国務長官はイースター(復活祭)の週末に北朝鮮を訪問した際、 金正恩朝鮮労働党委員長に対し、トランプ米大統領と何らかの合意に達するためには核放棄に向けて「不可逆的な」措置をとることに合意しなければならないと伝えた。 29日に放送されたABCニュースのインタビューで明らかにした。

 

 ポンペオ氏は「『不可逆的』という言葉は強い意志を込めて使っている」と述べ、「非核化が実現することを示す取り組みを要求していく」との考え を示した。

 

会談は「建設的」だったとし、金委員長とトランプ大統領が合意に達する「現実的な機会」があるとの確信を得て帰国の途に着いたと述べた。

 

ポンペオ氏によると、金委員長はトランプ大統領の要求について話し合い、目標達成につながる行程を提示する用意があると述べたという。

 

ポンペオ氏はさらに、トランプ大統領が金委員長に対し、非核化に向けた具体的な取り組みへのコミットを求めていく方針であることを明らかにした。

 

一方で、北朝鮮の措置に応じて米国も行動する必要があると述べた。詳細には踏み込まなかった。

 

これとは別に、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は29日放送のCBSニュースのインタビューで、金委員長は核放棄に向けて具体的な構想を描いている可能性があり、耳を傾ける必要があると述べた。

 

ただ、北朝鮮は過去に約束を破ってきた経緯があるとして警戒感も示し、同国がこのところミサイル実験などを実施していないのは、前向きな兆候かもしれないし、開発が進んだ段階に達したため実験が不要になったことを示しているかもしれないと語った。

 

金正恩との会談後、ポンペオ米国務長官が「『不可逆的』という言葉は強い意志を込めて使っている」と述べ、「非核化が実現することを示す取り組みを要求していく」と言い切っているのです。

ブラフを含め、決定的に金正恩を追い詰め、アメリカに屈服せざるを得ない『強い意志』をぶつけられたのでしょう。