先日まで開かれていた、平昌オリンピック。
話題は数々起きましたが、その中で日本では初めて悲願のメダル(銅メダル)を取って、大いに盛り上がった、カーリングの女子選手の『もぐもぐタイム』(正式にはハーフタイム。おやつタイムとか言われたりもしましたが、いつの間にかこう呼ばれるようになった)で選手が食べて『美味しかった』と発言したことで話題になった、韓国産イチゴの話です。
これについてすでにネットでは話題になっていましたが、現職の農林水産大臣である、齋藤氏が、次のように発言しました。
(リンク切れの際は、注目記事99参照)
「韓国で生産されているイチゴは、以前、日本から流出した品種を元に、韓国で交配したものが主であると承知している」
そして更に、齋藤大臣は「今後、品種の流出を発見した場合、栽培や販売の差し止めを求められるようにすることが重要で、重要な品種については国内だけでなく、海外でも登録すべきだ。そのために今年度の補正予算や新年度予算案にも対策費を計上しており、農林水産省としてしっかり対策を講じていく必要性を認識している」と述べ、日本の品種の保護を強化する考えを強調しました。
この話は平昌オリンピックの競技の頃から、ネットでは話題になっていましたが、今までテレビや新聞で報道されても軽い扱いで、注目される事はほとんどありませんでした。
さすがに現職の農水大臣が発言したことで、NHKも大々的に報道しないわけにいかなくなったと見えますね。
その経緯の一端は、こちらにうまくまとめられていますが、2015年には韓国で生産されているイチゴの9割を占める雪香(ソルヒャン)という品種は、日本の育種家が作出した『レッドパール』という品種と、『章姫』という品種が韓国で掛け合わされて作出された品種だというのです。
その経緯は、日本の育種家が作出した『レッドパール』という品種を、期間限定の有償栽培契約をした韓国の農業研究者が無断で他の農家に渡した結果、韓国で無断栽培が広がったというのです。
更に同様の経緯で『章姫』も韓国に持ち込まれ、彼らが悪知恵を働かせたという事です。
ちなみに最近はDNA鑑定でその品種の遺伝経緯をほぼ完全にトレースできるので、科学的には99%間違いないという事です。
カーリング選手たちに他意はなかったのでしょうが、日本の奪われた財産の元に作りだされたイチゴを食べていたという事です。
まさに一杯食わされたと言っていいでしょう。
この様な事は、何もイチゴに限った話ではありません。
様々な植物の遺伝情報が持ち出され、同様の経過をたどった例は、枚挙にいとまがありません。
近大マグロとして有名なマグロ完全養殖技術も、韓国からやってきた研究者がその養殖技術を盗み出し、韓国で養殖マグロの生産が勝手に行われるようになったのです。
近畿大学水産研究所が世界で初めてマグロの完全養殖成功し、実績を上げた門外不出の技術だったそうです。
工業製品でも、特殊鋼板技術、半導体技術や、液晶パネル技術など、挙げればきりがない位の高度技術が盗まれています。
その都度関係者は韓国に対し、厳重な抗議を行っていましたが、聞く耳持たずだった事は、言うまでもありません。
つまり韓国、いやコリアンといった方がいいでしょうが、彼らと約束、契約をするときには日本人同士で成立する紳士条約では、彼らの約束破り、窃盗、無断持ち出しなどを防げず、結果割を食うのは日本(人)側だという事です。
こういう人たちとは関わらないのが一番ですが、あいにく距離的には最も近い隣国である以上、完全に絶交する事が出来ません。
(やろうとしても、勝手に入り込んでくるのは必然)
そこでこういう方針で(どうしても彼らとの約束事をせざるを得ない時)臨むべきでしょう。
1.何を言われようと、個人的に親しい、あるいは縁続きであっても、常にビジネスライクの対応に終始する
2.契約の際は必ず文書で行い、口頭了解は厳禁
3.契約書はあらゆる点を考慮し、水も漏らさぬ内容にし、契約に書かれていない抜け道を完全にふさぐ内容にする事
4.契約違反については、強制力のある罰則を盛り込む事。
そしてどんな状況になっても、罰則を履行せざるを得ない内容にする事。
契約違反の罰則を履行する方が、契約を守るより損失が大きい内容にする事が肝要
5.彼らが契約違反に対して反論する際は、論点をそらして攻撃してくることが想定されるが、それは極力無視し、原理原則の立場で対応する事。
もし自分で対応しきれないような攻撃をしてくるときは、弁護士などの代理人を立てて交渉する事。
ただし代理人は、信頼のおける人物を選び、相手に取り込まれないように気を付ける事
コリアンの(日本に対してだけとは限りませんが)知的財産に対する敬意のなさが、その無断借用、使用、そして窃盗につながっていると言えるでしょう。
それを知っていて苦々しく思っている方は意外に多かったと思いますが、日本に広く認識されている状況にはなっていませんでした。
カーリング選手たちに批判的な意見もありますが、彼女たちは日本中が注目するオリンピック競技で、明るい話題の中で、本当にさりげなく日韓の間に横たわる問題点を指摘して見せたのです。
これでコリアンの性癖を日本人が正しく理解し、彼らに対する正しい対応を見につけて我々の損失を未然に防げるようになれば、彼女たちは日本に大きく貢献する事になるのです。
そうなるならば、私は彼女たちに国民栄誉賞を贈ってもいいとさえ思います。
いや私たちが彼女たちの『献身』に、きちんと応えるべきでしょう。
個人で対応できない法律、条約などの部分については、国もきちんとフォローをしていただきたいと思います。