どうしても韓国と通貨スワップを締結しなければならない時の対応 | 朱雀ひのでのブログ

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前回の記事の続きです。

韓国では大きくささやかれてはいませんが、韓国のメディアの論調を見れば、日本に通貨スワップを締結して欲しいという願望がありありと見えてしまいます。

しかし韓国と通貨スワップを締結する理由など、日本側からはほとんど見出せません。

 

純経済的に言えば、韓国の経済が混乱した時に日本の支えがあれば、韓国は持ちこたえる事が出来ます(それは過去の事例が証明している)。

これに対し、日本が深刻な経済危機に陥った時に、韓国経済レベルで支える事など、不可能です。

やれば韓国も一緒に沈むだけです。

つまり日韓通貨スワップの正体は、韓国の経済混乱を救うセイフティネットの役割だけで、それ以外の意味はないのです。

 

実際に日本がバブル崩壊後に日本に助け舟を出した国は、一国もありませんでした。

むしろカサになって、弱った日本企業を買いたたかれました。

それは今も実際にそうなっています。(タカタ、東芝など…)

 

まして前回の引用記事にもあるように、通貨スワップ終了や再開交渉が打ち切られたのも、李明博元大統領による現職大統領による竹島への(日本)不法入国や、アメリカの仲介の手前、やむなく日本側が折れて結ばれた日韓慰安婦問題合意での約束を反故にした、釜山日本領事館前への『慰安婦像』設置などが原因です。

自分たちで通貨スワップを締結する環境を破壊しているではないですか。

 

しかも今また、(アメリカ)サンフランシスコ市に寄贈された『慰安婦像記念碑』を市長が承認したというニュースが入ってきました。

これを韓国人は反対どころか歓迎していますし、日本が不快に思う事を承知しながら自分のところに『慰安婦像』を建てているにもかかわらず、日本の自治体と姉妹都市交流を平気でしている神経が、日本人の感覚と相いれません。

 

韓国人は、日本をサンドバックの様なものとしか、捉えていません。

向こうがその認識を改めない限り、日本がいくら善意で韓国と友好関係を築こうとしたり、助けようとしたりしても、感謝どころかそれが当たり前、少しでも気に入らないと一歩的に叩いてくる相手です。

そんな相手に温情で情けをかけるなど、持ってのほかでしょう。

 

今後日本が韓国と、どうしても通貨スワップを締結する政治的理由が生じるとするならば、相当な見返りを韓国に要求し、呑ませるべきです。

もちろん手のひら返しが絶対に出来ない状況に追い込んで。

少なくとも以下の条件をすべて呑ませるべきです。

 

1.全世界にある『慰安婦像』、『慰安婦』に関連するあらゆる施設、記念碑等をすべて韓国政府の責任で撤去する事。

それは公設、私設を問わず、すべてとする

2.竹島の不法占拠を止めて現状に返し、例外なく韓国人は竹島から退去し、その後は日本政府が許可しない限り、何人も接近禁止される事を受け入れる

3.世界中で日本をゆえなく貶めるキャンペーンを、官民問わず韓国政府の責任で止めさせ、これまでのキャンペーンの誤りを訂正するキャンペーンを行い、世界中に広まった日本に対する誤った認識を改めさせたと、誰もが認識できるまで行う事

4.日本海呼称問題、旭日旗問題で、歴史的根拠のない論理で世界を騙す行動を止め、今後一切これらの件を、国際社会に訴えかけない事

5.事実に基づかない誤った反日教育を即刻中止し、韓国国民に正しい情報に基づく再教育を行う事。

少なくともそれは、1965年以降に日本が韓国に成して来たことを、韓国国民が正当に、公平に評価できるまで行う事とする

6.今後の国際会議において、日本の主張に反対する行動を一切行わず、すべて日本の意見に賛成する事

 

 

これをすべて呑んだ場合に、ご祝儀として1ドルを上限とする通貨スワップを締結すれば良いと思います。

もともと韓国にとっては、『日本が後ろ盾にいる』という事を世界に見せる、象徴的意味合いしかありませんので、1ドルでも十分です。

それで世界は「いざとなれば日本がスワップ枠を拡大して韓国を助ける」と勝手に解釈してくれますから。

 

実際には1ドルから拡大するかどうかは、そしていざという時に本当に韓国を助けるかどうかは、韓国が日本との約束を守るかどうかで決めればいいのです。

韓国人が再び約束を破り、今やっているような恩を仇で返す行為をしたなら、即刻韓国に1ドルを叩きつけて、通貨スワップ破棄を宣告すればいいのです。

 

勘違いしているようだが、韓国は日本にとって1ドル程度の価値しかない。

 

その時には外務大臣に、そう啖呵を切って欲しいものです。