日本政府は、節穴でないという事。
安倍首相が操縦士殺害非難、山谷氏はイスラム国の「国内活動に関心」
(ロイター通信 2015年 02月 4日 10:05)
[東京 4日 ロイター] - 安倍晋三首相は4日午前の衆議院予算委員会で、ヨルダン軍のパイロットが「イスラム国」によって殺害されていたことを強く非難し、テロに屈しない方針を改めて訴えた。山谷えり子国家公安委員長は、日本におけるイスラム国の活動に「重大な関心」があると述べた。
(中略)
山谷えり子国家公安委員長は、テロ防止に向けた警察の対応を問われ、イスラム国の「日本国内での活動実態に重大な関心を持ち、さまざまな手法で関連情報を収集、分析している」と述べた。その上で、「(イスラム国)関係者と連絡を取っていると称する人や、ネット上で(イスラム国)支持を表明している人がいることを承知している」と語った。
さらに山谷委員長は、人質救出に警察の特殊部隊を派遣する可能性について、警察権を海外で行使することは「否定されるものではないが、当該国の同意が必要」と述べた。その上で、特殊部隊はあくまで国内向けの治安部隊との認識を示した。
(後略)
MGRブログ様
、チャロチャロ様のブログ
、余命3年時事日記様
、その他さまざまなブログで日本国内でのISIL擁護の動きについてのおかしさについて指摘をされていました。
今回、国家公安委員長が『日本におけるイスラム国の活動に「重大な関心」がある』と発言したのは、日本国内でのISIL擁護発言をしているのは、ISILの関係者かそれにつながりがあるものと認識してチェックをしているという意味でしょう。
日本国内でISILを支持ないし擁護する者たち、またはISILの主張丸写しの主張をしている人たちは、日本にいるムスリムの人達ではありません。
前の記事でも指摘した、一部野党の国会議員、そして今回のテロ事件に便乗して、なぜか矛先を安倍政権に向けたマスコミ、そして首相官邸前でデモをやっていた人たちなどですね。
表に出ている人たちだけを挙げても、これだけの勢力になります。
これらの人達すべてがISILにつながっているとは言い切れませんが、ISILに殺害された2人の日本人に関して、ツイッターでISILにスパイと疑われるような情報を流した人物の存在がネットで指摘されていた事もありました。
またISILを利するような報道をしたという事で、外務省から抗議されたTV局
もありました。
少なくともISILに同調する行動をしていると言ってもいいでしょう。
ISILの人質事件に関して中東で取材する日本人報道スタッフの顔が識別できる写真をネットにアップして「情報提供」している人もいます。
菅官房長官は、テロリストの日本国内への侵入を水際防止と言っていましたが、公安は既に日本国内ですでにISILが活動していると判断しているという事ですね。
そう考えると、私は日本国内においてのテロ対策特別法等は、ペーパー法(法として整備されていても、実効性のない法律)だと思っていましたが、その認識は甘かったかもしれません。
日本国内でISILに同調するテロが発生するといっても、ムスリム人口が少なく、日本国内ではほとんど影響力を持てない存在なうえ、日本ではムスリムは目立ち過ぎ、ムスリムの人達によるテロの可能性は低いという考えは変えていません。
ただムスリムではない、日頃から反日行動を行っている人たちには、十分警戒すべきでしょう。
かつて東京のど真ん中で地下鉄サリン事件が発生しました。
私は被害に遭いませんでしたが、当時は東京にいて、事件のあった地下鉄駅(八丁堀駅)を、ほんの30分前に利用していました。
その時日本でも、テロは起こりうると認識を変えさせられました。
追い詰められた集団は、突然トンデモナイ行動を起こす恐れがあります。
テロを対岸の火事と考える認識を、そろそろ改めた方がいいかもしれませんね。