まるたそゲームDays

まるたそゲームDays

ゲーム好きによる気まぐれ更新の趣味ブログ。
更新は不定期かつ年に数回なのでフォロー推奨。

 やぁブラザー。まるたそです。

半年ぶりくらいの更新だけど、生きてます。

 

 最近、"Rokid Max"というガジェットを買って、これがなかなか面白いデバイスだったので、実際使ってみてどんな感じなのかを書いていこうと思う。

 ゲームブログじゃなかったのかって? 知らんな。

 

 いやいや待てよ、と。このRokid Max、既に多くのレビュー動画や記事が上がっているのに今更なにを書くんだと。

 まぁ、そうなるな。

 だから他のレビューであんまり語られていないけど、実際に購入を迷う人が本当に気になるのはどんなことだろう?という、視点から思いついたことを書いていきたい

 

 最初に、前提というか参考までに、筆者はどういう使い方をしているのかを書いておく。

 

【使い方】

・普通のディスプレイ

  筆者はARデバイスとしての

  使い方はほとんどしていない。

  1080p,120fpsで表示が可能。これ大事。

 

【目的】

・ゲーム(原神、Apexなど)

・アニメ(利用サービスは後述)

 

【接続相手】

・ゲーミングPC(Win11、i7、4070Ti)(※)

・iPad Air(Gen.4、OSは16.6)

・XperiaV IV(ファイブ マーク フォー、Android13)

 

Rokid Stationについては筆者はまだ買っていない。9/15現在はまだAmazonJPでは買えないが、買えるようになったら買うつもり。

 

type-Cでの映像出力ができない端末はHDMIからtype-Cへ変換の必要があるので、別途、変換機器が必要。公式でも売ってるのでこれを買っとくのがおすすめ。公式じゃないやつもあるけど、間違ってtypeC to HDMIを買わないように注意。

HDMI to typeCとtypeC to HDMIの違いが分からないって人はおとなしく公式から買おう。

 

Rokid Maxとは、どういうデバイスなのか?

 メガネ型ディスプレイ。以上。

 詳細なスペックとかは自分で調べてほしい。

 この記事は、そういうのをいくつか見たけどホントに知りたいところが分からん、実運用してみてどんな感じ?というのを知りたい人向けの記事になる。多分。

 

Rokid Maxで、なにができるのか?

 先述の通り、PCやスマホなどの映像出力可能な機器と接続することで、映像を見ることができる。Rokid Max単体では何も映らない。
 最大1080p、120fpsまでいけるので、ゲーム用途でも割と使える。Windowsのディスプレイの詳細設定でも、ちゃんと"1920x1080 120Hz"と表示されることを確認。
 試しにPCでApex Legendsの射撃訓練場に行ってみたが、ヌルヌルサクサク遊べた。
 原神も遊んでみたが、原神PC版はソフト側が60fpsまでしか対応していないので60fpsでプレイ。
 iPadで原神を起動しRokid Maxに映像出力してプレイできることも確認した。ただし、視界はRokid Maxに塞がれる形になるので、ディスプレイをタッチしての操作は難しい。DUAL SHOCK4かDUAL SENSEをBluetooth接続すれば快適に遊べた。
 原神Android版は、申し訳ないが試していない。
 代わりというわけではないが初音ミク プロジェクトセカイのMVを鑑賞してみた。Xperia V IVは本体ディスプレイには120fpsまで出せたはずだが、Rokid Maxにも120fpsで出力できているかは未検証。フレームレートはともかくMVを大画面で楽しむことはできた。
 

画面の大きさ、見え方はどんなもん?

 公式ページには
「6メートルから215"の巨大スクリーンを見るような感覚」
と書いてある。
 若干日本語が怪しいが、要するに
6メートル先に215インチの画面があるように見える
ということらしい。
 
……うん、つまりどれくらいの大きさなん?
 
ってなるよね。筆者はなった。215インチの画面の大きさがまず分からんのよ。
 
 だから、どれくらい大きく映るのかを、もっと身近なもので表現してみるとしよう。iPad Air(10.9インチ)を正面に構えた状態で、実際に見比べてみたところ、目から30~35cm程度離したくらいの大きさだった。
 普通の6インチくらいのスマホであれば10~13センチ程度離したくらいの大きさだろうか。
 iPhoneのPlusやMaxみたいな大きめのスマホだと15センチくらいになるのかな(持ってないから分からん)。
 ちなみにここでいう大きさというのは、あくまで「視界における画面の占有率」みたいな話でしかないので、実際の見え方とはだいぶ異なるということはご理解を。公式の紹介文にもある通り、6メートル先にそれくらいの大きさの画面が見えるイメージ。
 Rokid Maxはカバーが付属しており、これを装着した状態で使うと、画面部分の外側は真っ暗になるので、小さめのシアターで中央やや後方の席に座ってスクリーンを見ているような感覚だ。
 
 で、大きさの話の次は見え方だが、ディスプレイの質については他のレビュアーさんも
概ね高評価である通り、筆者としても普通にちゃんと奇麗だなという小学生並の感想。
 画面の四隅はごくごくわずかにブレて見えることもあるが、画面全体のうち殆どの部分はくっきり鮮やかに映るので、アニメを見ているときは個人的に全く気にならない。

 Rokid Maxの装着の仕方にもよるとは思うが、筆者の場合、限りなくブレが少なくなるように装着した時、黒い四角が画面だとして、上図の赤丸部分がごくわずかにブレて見える程度。

 

 アニメや映画といったエンタメコンテンツを見る分には、すぐに慣れて気にならない程度に感じるが、仕事で書類を編集するなど正確性が求められる作業にはあまり向かないかもしれないので注意。

 筆者は視力が悪いので度数調整機能を使っている。画面の端がわずかに歪むのはその影響もあるのかもしれない。ちなみに本製品を購入する際、似たようなコンセプトの製品としてXrealシリーズも検討したのだが、Xrealシリーズは本体側に度数調整機能がなく、別途、度数調整レンズを準備しなければならないのが嫌でRokid Maxを選んだという経緯がある。筆者と同じように裸眼の視力が良くない人間にとっては本体側で視力補正機能がついているのはありがたい限りだ。

 

本体音質と音声出力先はどう?

 本体スピーカーの音に関しては、思っていたよりは良かったというのが個人的な感想。スピーカーにはプライバシーモードとクリアサウンドモードという2つのモードがある。プライバシーモードは装着者の耳に向かって音を鳴らしているような比較的音が小さいモード。クリアサウンドモードは周囲にも普通に聞こえるような鳴らし方で比較的音が大きなモード。個人的にはクリアサウンドモードだと高音が耳障りに感じたのでプライバシーモードを中心に使っている。なお、プライバシーモードも周囲に音が聞こえないわけではないので他の人が近くにいる場合は別途イヤホンなどをつけた方がよさそう。
 
 音声出力先の話に移る。
 PCでは、有線無線問わず他のスピーカー、イヤホン、ヘッドホンを選択可能。PCにとってはただのディスプレイとしての認識だから当然っちゃ当然。
 XperiaV IVではRokid Max接続中にワイヤレスイヤホンを接続すると、音声出力先はワイヤレスイヤホンしか選べなくなった。3.5mmジャックでヘッドフォンを有線接続した場合は、音声出力先をRokid Maxにするかヘッドフォンにするかを選択できた。
 注意が必要なのはiPadおよびiOSだ。
Rokid Max接続中にワイヤレスイヤホンを接続しても音声出力はRokid Max固定だった。筆者はiPadでしか試していないが、おそらくiPhoneも同様ではなかろうか。
 この辺はRokid MaxではなくOS側の問題なのでRokid Maxに限らずType-C接続のディスプレイなどと接続した場合に共通の問題と思われる。
 

アニメやYoutubeはどう見える?

 アニメは基本的にdアニメとPrimeVideoで見ることが多いのでその2つを試してみた。
 PCは言わずもがな、どちらもばっちりフルスクリーンで視聴可能だ。
 Xperia V IVをつないでdアニメのアニメを再生すると、Xperia側の画面には黒背景に白文字で「外部機器へ出力中」と表示され、Rokid Max側にフルスクリーンで映像が表示される。停止、10秒スキップ、巻き戻しなどはXperia側で操作が必要なので煩わしさはあるものの、映画やアニメの視聴中は頻繁に操作するわけではないので特に問題はない。
 PrimeVideoはXperia本体とRokid Max両方のディスプレイで映像が流れる。ただし、PrimeVideoはあくまでミラーリングとしての表示しか対応していないようで、縦横比はスマホの画面と同じになる。Xperiaは本体ディスプレイ21:9なのでRokid Max側でも左右に黒い帯ができてしまい、dアニメに比べると映像が小さく映ってしまうのが残念だ。おそらくXperia以外のスマホであればそれほど気にならないだろう。
 そしてまたもや要注意なのがiPadだ。PrimeVideoは問題なく出力でき、Rokid Max側に映像、iPad側にはプレーヤーが表示される。しかし、dアニメは「この端末ではケーブルなどの有線の映像出力は禁止されています」と表示され、再生できなかった。PrimeVideoは出力できてた訳だし「禁止されています」は嘘じゃーん。
 最後に、YoutubeはPC、Xperia、iPadいずれの端末でも再生できた。ただしXperiaの画面比は以下略。
 ネトフリも契約はしているので試そうかとも思ったが各端末からログインするのが面倒だったので今回は検証していない。もし要望があれば検証する。
 

ぶっちゃけ微妙な点は?

 ここまでは割と良かった点を中心に書いてきたが、まだまだ改良の余地があると思える点もあったので紹介しておく。
 まずはRokid公式アプリ"Rokid App"の話からしよう。別にこのアプリがなくてもPCやスマホから映像出力することはできるので必須アプリではないが、このアプリをスマホにインストールするとRokid Maxで3Dofモードを使うことができ、これぞAR、という体験ができるのだが、3Dofモード中は本体側のアプリは使えず、あくまでもRokid Appの中で対応しているサービスだけが使える。Youtubeは対応しているがdアニメとPrimeVideoは非対応であるなど、対応サービスがとにかく少ない。個人的にはこのアプリを使う意味はあまり感じられなかったのでアンインストールしてしまった。
 次に、画面の輝度と音量の設定が毎回リセットされる点は気になった。接続するたびに輝度Max、音量もMaxの状態になるのである。そう、なんたってRokid "Max"だからね。やかましいわ。接続するたびに輝度を下げ、音量をプライバシーモードに変えて……という一手間が必要なのだ。
 最後に、これはRokid Max側の問題ではなくAndroidとiPad OSの問題なのだが、画面出力中に本体画面をオフにできないのは気になった。Androidは早くデスクトップモードを進化させてディスプレイ、マウス、キーボードを繋げばパソコンみたいに使えるようになってほしい(GalaxyはSamsung DeXでそれっぽいことができるんだっけ)。iPadは……それができてしまうと同社の他製品と競合しそうだから対応する日は来ないんだろうなぁ。
 

で、結局のところ実用性はあるの?

 あるわよ。ドドン。
 カバーを外した状態の本体重量は75gで、カバーをつけても十分軽い(普通の眼鏡よりはもちろん重いけど)。25分程度のアニメ視聴なら全く問題にならず、1時間程度の連続使用でも鼻が痛くなることはなかった。とは言え、2,3時間を超えてくると流石に痛くなってきそうなので仕事で長時間使うといったことには向かないだろう。
 常にディスプレイとして使うというよりは、映画やアニメなど、大きな画面で見たいコンテンツを視聴するときに絞って使うのが良さそう。筆者は1日数本のアニメ消化や原神のデイリー&樹脂消費するくらいの時間で使っている。
 正直、この手の映像機器が実用レベルになるのはもっとずっと先のことだと思っていたので、このクオリティを目の当たりにして感動してしまった。Android TVを搭載したRokid Stationを買えば、XperiaやiPadに接続して使うよりも、もっと使い勝手が良いと思われるので早くAmazonで買えるようになってほしい。AndroidTV搭載だからdアニメもPrimeVideoもネトフリも公式アプリで快適に視聴できるはず。
 欲を言うなら、というか、もっと一般に普及するには、もう少し本体重量が軽くなって視野角も広がればといったところか。このクオリティの映像体験ができて50gを切るようなデバイスが出てきたら、街中で使う人をたまに見かけるくらいには普及するのではなかろうか。
 少なくとも、現時点でこの記事に辿り着くような、最新ガジェットに関するアンテナが高く、面白がって使い倒せるような人にとっては十分実用的に感じられると思う。
 
 今後も面白いガジェットがあればこんな感じで記事にするかもしれない。基本はゲーム関連の記事という方針を変えるつもりはないけどね。
 Rokid Maxに関して実際に使っている人に聞いてみたいことがある、という方はコメントで質問していただければ分かる範囲で回答しようと思う。素人なりに、良いところも悪いところも正直に回答するつもりだ。
 
 それでは今日はこの辺で。バーイ。

 

発売日:2023/02/16

プラットフォーム:PlayStation®5、Xbox Series X|S、PC(EA App、Steam、Epic Games Store)

ジャンル:ハンティングアクション

 

 

初めに

 本作はコーエーテクモゲームスのω-Forceが開発し、EAから発売されたハンティングアクションゲームである。

 ω-Forceと言えば"無双"シリーズや"討鬼伝"で有名だが、筆者も本ブランドのゲームは何作かプレイしたことがある。

 和風ハンティングアクションであるという点では本ブランドから過去に出ていた"討鬼伝"に通じるところがあるが、世界観やストーリー上のつながりはなく、完全に新規のIPである。

 本記事を執筆するまでに筆者は本作(Steam版)を100時間以上プレイし、ストーリークリア済である。

 また、過去にハンティングアクションゲームとしてはモンスターハンターシリーズ(P2nd ~ RISE)、ゴッドイーターシリーズ(モバイル以外の全作品)、フリーダムウォーズ、Horizon Zero Dawn、討鬼伝 極などをプレイ済であり、大のハンティングアクション好きである。

 

ただのn番煎じの狩りゲーではない

 正直なところ、本作を遊び始めて最初の数時間は本作が他のハンティングアクションゲーム(毎回書くと長いので以下"狩りゲー"と記載)と、どのように差別化されているのかがピンと来なかった。しかし、しばらくして本作独自の要素である"からくり"システムの奥深さを知るにつれ、WILD HEARTSがただのn番煎じの狩りゲーではないことを理解していった。

 他の狩りゲーでは、敵の攻撃予備動作が見えたら回避、または武器性能によるガードをするのが普通だ。しかし本作ではただの回避だけでは回避が難しい敵の攻撃モーションが多い上、武器性能として常時構えておけるような盾は存在しない(タイミングを合わせてカウンターを取る武器はある)。

 そこでプレイヤーにとって必要となるのが"からくり"である。敵の攻撃予備動作が見えたら瞬時にジャンプパッドのようなからくりを展開して逃げたり、からくりを積み重ねた壁を設置したりすることで対応する。"基礎からくり"と呼ばれるものが6種類あり、単体でもそれぞれユニークな性能を持つが、それらを特定の決まった組み合わせと順番で設置することで、"連結からくり"と呼ばれるより高性能なからくりへと変化する。初めは箱を積み上げて壁を作る程度のことしかできないが、様々な獣を倒していく中で、どんどん使用可能な"連結からくり"の組み合わせが増えていき、回避、防御だけでなく回復、捕縛、攻撃なども可能になっていく。最終的には"基礎からくり"と"連結からくり"によって、プレイヤーには10を超える行動の選択肢が常時与えられた状態となる。これら選択肢の中から、敵の行動パターンを読んで最適なからくりを瞬時に設置し対応できた時の爽快感はこのゲームでしか得られないものだった。「最適なからくり」という表現は敵の攻撃パターンと特定のからくりが1対1で対応してしまっている(=自由度がない)というような誤解を招くかもしれないので補足しておくが、何が「最適」であるかは、状況とプレイヤーがやりたいことによって変わる。例えば、敵が飛び上がって上空から踏みつけてくるような攻撃をしてくる場合を考えてみる。単に回避したいだけであればジャンプパッドを設置すればよいし、敵の攻撃を利用してダメージを与えたいなら爆弾を設置すればよい。大技を叩きこむ隙を作りたいなら罠を作って誘導すればよいし、空中で撃ち落としたいなら銛を組み上げればよい。パッと思いつくだけでもこれだけのパターンがあり、それぞれ必要となるリソースや時間が違うので、そういったことも考慮しながら刻一刻と状況が変化する戦闘の中で連続的に選択をしていくことで獣との駆け引きを楽しめるのが本作の醍醐味だと感じた。

 また武器の強化方法については他ゲームでは見ない面白いシステムだった。強化派生のルートが縦だけではなく横にも斜めにもつながっており、一筆書きできる範囲であればどのようなルートでも強化していけるのである。その過程で引き継ぐスキルを自分で選ぶことができるようになっているため、最終的には同じ見た目の同じ攻撃力の武器であっても、スキルでは個性を出せるのである。自分が獲得したいスキルに向かって縦横自在に強化派生していくこのシステムは、プレイヤーが様々な獣に挑戦するための導線にもなっており、とても優れたデザインだと感じた。

 

狭い戦闘エリアと巨大な敵の組み合わせは最悪

 1. 本作の敵は、他の狩りゲーと比べると大きめである。

 2. 本作は"からくり"という非常に強力な手段がプレイヤーに与えられていることと引き換えに、敵の攻撃モーションは追尾性能が非常に高く威力も高いものが多い。

 上記した2点は、それぞれが本作の特徴の一つであり、悪い点だとは思わない。しかし、さらにもう一つの特徴と組み合わさることで最悪の体験を生み出してしまっている。

 それは、戦闘エリアの狭さである。

 本作に限らず、アクションゲームにおいて壁際でのカメラワークが問題視されることは多いが、影際での戦闘を避けるなどプレイヤー側である程度の自衛ができるのであれば個人的にはそれほど気にならないという作品も多い。

 しかし、本作ではそれができない。狭いエリア、巨大な敵、四方を囲む壁とくれば、ほぼ常に酷いカメラワークになってしまうことは想像に難くないだろう。そんな敵の予備動作も満足に確認できない状態のプレイヤーに対して繰り出される即死級攻撃。これを最悪と言わずなんと言おうか。

 戦闘エリア内にからくりを設置できない場所があるのも良くない。敵の予備動作を見て壁を立てようと思ったら足元のオブジェや謎の凹凸のせいでからくりを設置できず即死......というのはほとんどのプレイヤーが経験していそうだ。

 これらの点についてはもし次回作があるのならよく考えた上で戦闘エリアを設計してほしいと願わずにはいられない。

 

まとめ

不満点はあるものの、是非シリーズ化してほしいと思うくらいには可能性を感じる良作

 

 個人的には、購入前に想像していたよりは遥かに楽しめた。購入から毎日遊び続け、いつの間にか(先述の通り)100時間以上遊んでしまった。続編があれば絶対に買うだろう。難易度としては少々高めになっているので、アクションゲームに自信がない人には敷居が高い作品になっているようにも思うが、これまでの狩りゲーを遊びつくして少し変わった狩りゲーをプレイしてみたいと思っている人にはおススメできる作品だった。

 

 それでは今回はこの辺で失礼します。

 ここまで読んでくださってありがとうございます。次の記事でまたお会いしましょう。さよなら~

 

 こんにちは、まるたそです。

 本日は最近話題(?)のガンダムエボリューション(ガンエボ)を3日ほどプレイしてランクマッチ開放(プレイヤーレベル20)まで遊んでみたので、その感想など書いて行こうと思います。筆者は普段APEX LEGENDSをよく遊んでおり、過去にはOverWatchも数百時間(推定)は遊んでいました。

 本作はPC版が9/22から既にサービス開始されており、PS5、PS4、XBOXでは12/1からのサービス開始予定となっています。

 

正直、予想以上の面白さ

 本作はβテストの頃からガンダム系ゲームのプレイヤーのみならず、多くのFPSゲーマーからも注目されており、話題になっていましたね。というのも、このゲームは……直截に言ってしまうと、先述の某作品によく似たゲームだからです。
 βテスト時点では筆者はプレイせず、正式サービス開始時に遊ぼうと思っていたのですが、正直、あまり期待はしていませんでした。某作品リスペクトで作られた作品であれば、結局、同じ理由でこのゲームも辞めてしまうことになりそうだと思っていたからです。理由について詳細は触れませんが。
 で、実際に遊んでみてどうだったかというと、正直、予想以上の面白さでした。個人的に良かったと思ったのは、ロールの制約が緩めだったこと、そして、理不尽キルが少ないことです。
 盾となり前線を維持するタンク、ダメージとキルを稼ぐDPS、回復するヒーラーといった役割は、本作でもふんわりやんわりと存在しているものの、絶対に各ロールがバランスよくそろっていないとダメ!という感じではありません。体力は最も多いキャラで1400、最も少ないキャラでも800と、(某ゲーム比で)それほどキャラごとの大きな差がなく、盾持ちのキャラもあくまで自分自身を守る効果しかないといったことによるものです。もちろん、戦況が芳しくない場合にはピックを変えて試行錯誤することも必要となります。
 また、1vs1においてGマニューバ以外で相手を瞬殺できるような火力を出せるキャラが少ないこと、そして、殆どのキャラのメイン武器は距離減衰が強めに設定されていることで、所謂「わからん殺し」が少ないゲームになっているのはとても良いと思いました。どんなにエイムが良いプレイヤーであっても、適正距離で撃ち合わないと敵を中破させるほどの火力が出しづらくなっています。倒されてしまったとしても、しっかりと目視できる距離まで近づいて撃たれている場合が多いので、立ち回りの反省点も導き出しやすくなっています。バルバトスやジムスナと言った瞬時に敵を中破させることができる例外もいますが、どちらもピーキーな性能となっているため、対策していれば事故を減らすことはできます。
 他には、本作独自の要素としてブーストシステムがあり、これにより全てのキャラクターがダッシュとブリンク(瞬間移動のような動き)が可能であるという点はとても面白い要素だと思いました。
 

流行るか?と言われたら……

 さて、ここまで良い点ばかり書いてきましたが、では、流行るか?と言われたら……現状、可能性はそれほど高くないかもしれない、と思っています。もちろん、もし大きく流行らなかったとしても一定数のプレイヤーを獲得できるクオリティだとは思いますが、問題点も山積みだと感じています。
 流行するために必要な要素はさまざまありますが、本作が苦労しそうなのは所謂カジュアル層の獲得という点だと思います。
 まず、本作は無料でダウンロードとプレイが可能ですが、そもそもガンダム系の作品に触れたことがないから、という理由で敬遠してしまうプレイヤーは一定数いそうです。ここ数年覇権を取っていたAPEX LEGENDSだってタイタンフォールという作品の外伝的タイトルではありますが、残念ながら(?)APEX LEGENDSを遊んでいるプレイヤーの中で本編を遊んだことがないまたは、そもそも本編の存在を知らないというプレイヤーも少なくないと考えられます。一方でガンダムはと言うと、日本人ならば老若男女知らない人を探す方が難しいレベルの知名度を誇っています。しかし、その知名度ゆえに本作を遊ぶ前にシリーズに対する先入観がインストールへの障壁となってしまう恐れもあります。ガンダムに限らず、長い歴史があり、既に熱量の高いファンが多くいるコンテンツに新規参入するのはそれなりの勇気を要するものです。
 そんなこと言われたらどうしようもないじゃないか、と思われるかもしれませんが、案外どうにかなるかもしれないと私は考えます。それは例えば、大手ストリーマー複数名に継続的にプレイしてもらうことです。先日の公式生放送でも大手ストリーマーを呼んでプレイしてもらっていましたが、中にはガンダムをあまり知らない人もいました。彼らのような、これまでシリーズに馴染みがなかったけれど本作はゲームとして面白いからプレイする、と言ってくれる影響力持つプレイヤーがいれば、そのストリーミングを見て自分もプレイしてみようと思う人も増えるのではないかと思います。とは言え、遊んでくれるかどうかは各人が気に入ってくれるかどうか次第であり、これに関して公式としてできることは、定期的に何人かのインフルエンサーを呼んでカスタムマッチをプレイしてもらうというようなことに限られるのかもしれません。
 次に、マッチシステムとキャラ開放システムによってプレイフィールが悪くなってしまっている点の修正も必要ではないかと思います。ランクマッチの問題(6人パーティーとソロ6人がマッチしてしまうこと、ランクポイントの増減バランスが悪いことなど)は、公式生放送で改修する旨の発言が制作側からあったので、時が経てば改善されると信じていますが、本作の抱える問題点はそれだけではありません。
 現状、カジュアルマッチは強いバルバトスがいる方が勝つゲームになってしまっており、そのバルバトスは初心者にとって最悪の体験である「わからん殺し」を一方的に押し付けることができるキャラクターであるという問題があります。頑張ってカウンターピック(対抗しうるキャラ)を探してみても、射程が短く当てるのが難しい「巴投げ」ができる∀ガンダムくらいしかおらず、初心者が使っても上手く対抗することはできないでしょう。初期未開放キャラの中には敵を掴んで引き寄せるアビリティを持った機体もいますが、ここで想定しているようなカジュアル層がそのキャラを開放できるほどプレイまたは課金するとは考えられません。「対抗できないから面白くない。このゲームや-めた!」となる可能性の方が圧倒的に高いのです。
 
 プレイ2日目、バルバトスを使った試合のもの。この日初めて本機に触れたが、コンボが決まった時の爽快感と興奮は忘れられない。
 
 プリメイドパーティで連携が取れる場合や熟練のプレイヤーにはそれほど脅威にならないのだとしても、カジュアルにソロを回す層が離れる原因にはなりえます。そのようなプレイヤーたちに対して「このゲームはnot for youだ」と言ってしまうことは簡単ですが、そうしてプレイヤーの裾野を狭めていった先に待つのはそのゲームの衰退に他ならないのです。
 これを解決するためにはいくつかの案が考えられます。一つは、単純にバルバトスを何らかの形でナーフ(弱体化)することですが、これは個人的にあまり良い方法だとは思いません。バルバトスというキャラのコンセプト自体はとてもユニークで、これ以上弱体化して誰も使わないようなキャラクターになってしまうと本作のプレイスタイルの一つが失われてしまうからです。なので、私はこの機体を直接的に弱体化するのではなく、間接的に弱体化する方が良いと思っています。例えば、明確にカウンターとなりえるキャラクターを初期開放キャラとして追加することです。
 これらの問題点を上手く解決することができれば、本作はゲームとしては間違いなく面白いので、多くのプレイヤーに選ばれる可能性を秘めていると感じています。ガンエボの未来、その全ては運営さん次第です。オンラインゲームなので当たり前のことですが。取り急ぎ、ランクシステムの改修はできれば2週間、遅くとも1ヶ月以内の対応が必要だと思います。それ以上の時間をかけてしまえば、せっかく興味を持ってくれたシューティングゲームプレイヤーたちを逃す結果となるでしょう。
 
(9/27追記)ランクシステムの改修が9/28に実施されることが公式twitterで告知されました。対応が早くてありがたいですね。あとは現時点ではまだ明かされていない改修の内容が気になるところです。
 
(10/1追記)このゲームを始めてから1週間、バルバトスは割と対処できるようになって来ましたが、格闘装備ザクはどうしようもなく強いですね……。体力800にしてGマニの時間半分になる、くらいしてもいいのではというレベル。今後、機体の強さバランスに関するアップデートも加えられていくと思います。サービス本開始後の調整はまだ1度も来ていませんが、どういった調整をするのかとても気になるところです。
 
 それでは本記事はこの辺で締めさせていただきます。個人的にはもっと流行って盛り上がってほしいので、本記事を読んでくださった未プレイの方は是非プレイしてみて下さいね。無料ですからね!
 ではではまた次の記事でお会いしましょう。

デジモンサヴァイブ

 

発売日:2022/07/28

プラットフォーム:PS4、Nintendo Switch、

ジャンル:テキストアドベンチャー + タクティクスバトル

 

 

初めに

 本作はバンダイナムコから発売されたCS向けデジモンゲーム最新作である。

 筆者は近年のCS向けデジモンゲームはデジモンストーリーサイバースルゥースおよびハッカーズメモリー、デジモンワールドネクストオーダーはプレイ済である。

 本作はデジモンワールドシリーズ、デジモンストーリーシリーズのいずれにも含まれない新しいコンセプトに基づいて制作されており、公式HPの製品概要にも記載されている通り、近年のデジモン作品の中でも特にダークな要素を含んだ物語が展開される異聞奇譚、外伝的な作品となっている。

 本記事を執筆するまでに筆者は本作を2周プレイしており、1周目はややBAD気味のノーマルエンド、2周目はTRUEエンドでクリア済。

 

ダークでTRUE到達の難易度は高いが、引き込まれるストーリー

 デジモンサヴァイヴではマルチエンディングを採用しており、エンディング以外の部分もユーザの選択によって様々分岐するようになっている。また、好感度システムが採用されており、自由探索時に話しかけ、適切な言葉をかけることなどによって好感度が上下する。好感度もストーリー分岐の重要な要素となっている。

 本作をプレイする上でユーザが最も注意しなければならないのは、"選択しない"こともまた一つの選択となってしまうということである。特定の自由行動フェイズにおいて特定の人物に話しかけたり特定の場所を探索しないことによっても、その後の会話や得られるアイテムなどにおいて細かな分岐が発生する場合があるのだ。1周目はこのことに気が付くことができず、気ままに好みのキャラにばかり話しかけていたらBADな展開が待っていた。2周目は1周目の流れを知っていたため、どの時期にどのキャラの好感度を上げておくべきかが理解できていたのでBAD展開を回避することができたが、1周目で初見の場合はBAD展開を回避するのは難しい。他のテキストアドベンチャーゲーム同様に会話中であってもセーブとロードができるようになっているため、選択肢が現れた時点でこまめにセーブしておくことが重要だ。思ったようなリアクションが得られなかった場合には選択肢時点まで戻ることで、好感度上げの機会を逃すこともなくなる。

 欲を言えば、次の選択肢までのオールスキップなどが出来れば周回のストレスをより減らすことができたのではないだろうかと思った。

 TRUEエンド到達した上でストーリーの感想を述べるなら、少年少女がデジモンたちと一緒に成長し、次第に結束を強めていく姿を上手く描いた良い物語だったと思う。

 

一度BADに踏み入れるとストレスの連続

 前項の最後ではTRUE到達した上での感想を述べたが、正直、1周目の感想は最悪だった。

 先に、1周目はBAD気味のノーマルエンドだったと記載したが、序盤でBADな展開が起きてからというもの、情緒不安定になった子供たちを主人公がひたすら宥めるという展開が終盤まで続き、ストレスがとても大きかった。1周目でBAD展開の回避が難しい以上、このストレスMAXの展開に耐えられずプレイを中断する人は多いのではないかと思う。そういう意味で、このゲームはとても人を選ぶゲームだ。デジモンストーリーサイバースルゥースやハッカーズメモリーでも多少ダークな要素はあったものの、主人公含む登場人物たちの性格やクエスト内容、街の雰囲気などが全体的に明るめだったため、プレイが嫌になるほどではなかった。

 また、本作はタクティカルバトルを採用しているが、特に独自の面白い要素があるというわけではなく、いたってスタンダードな戦略SLGといったシステムであるため、バトルに期待して遊ぶような作品ではない。AIによるオート戦闘実装はありがたかったが、体力MAXでもひたすら逃げ続ける味方ユニットがいるなど、調整の甘さが感じられた。戦闘スピードも最大で3倍速までとなっていたが、欲を言えば5倍くらいまでは欲しいところだった。

 

まとめ

人を選ぶが決して悪い作品ではない

 

 評価としてかなり微妙なところに落ち着いてしまった。イラスト、音楽の儚く切ない雰囲気はとても良かったため、ストーリーとシステムが肌に合う人ならばとても良いゲームだと感じられるかもしれない。筆者は漫画、アニメ、ゲームにおいて感情的になる味方キャラや主人公が嫌いなので1周目はかなり辛かった。TRUEエンドまで根気強くプレイすることができるかどうかによっても評価が分かれそうなゲームだった。

 デジモンシリーズにおいて新たな可能性を開拓した作品ではあると思うが、個人的にはここまで暗いストーリーのゲームは好みではないため、続編があったとしてもプレイするかどうかは正直わからない。

 

 それでは今回はこの辺で失礼します。

 ここまで読んでくださってありがとうございます。次の記事でまたお会いしましょう。さよなら~

 

 こんにちは、Maltaです

 

 初めに、本記事は

「PC」で

「Razer Raiju for PS4」を使っている(使っていた)

ユーザー向けの記事になります。

 

 結論から申し上げますと、上記に該当するユーザーは

次に買い替えるときは

Razer Raiju Mobileコントローラーを買おう!

という話になります。

 

PS4やPS5ではRazer Raiju Mobileコントローラーは使用不可ですのでご注意ください。

 

 

 え? Razer Raiju for PS4をPCゲームで使ってる奴なんて滅多に居ないって?

 うーん、それはそうかも。

 そもそもPCゲームを遊ぶのにコントローラーを使っていて、

DualShock4(PS4純正コントローラー)やDualSense(PS5純正コントローラー)、

XBOXコントローラーなどで遊んでいる人が多い中、

それ以外のサードパーティー製コントローラーの中でもRazerのPS4向けコントローラーを

わざわざPCで使っている人なんて、そうそう居ないですよね......。

 

 とは言え、私のようにPS4でAPEXやフォートナイトを遊んでいてPCに移ってくるときにそのままRazer Raiju for PS4が使えるから使っていたという人も少ないながら居るとは思うのです。

 

 Razer Raijuの特徴は何と言ってもそのボタン配置。

背面に追加のボタンがあり、そこにコントローラー表面のボタンを割り当てることができるタイプのコントローラーはRazer Raiju以外にもたくさんありますが、その追加ボタンの位置が絶妙で、個人的にはとてもプレイしやすいと感じています。

 こちらの画像は背面の追加ボタンの位置が分かりやすいようにピンクの画像を持ってきましたが、ブラックもあり、私はそちらを愛用していました。

 背面にボタンがあると何がいいのかというと、FPSを遊ぶときに、両方の親指をスティックから動かすことなくほとんどの操作が出来てしまうという点です。

 FPSでは、敵を攻撃するときはもちろん、アイテムを拾う時やドアを開けるときなどにも、その対象となるものが画面の中央になければインタラクトできません。

 対象を画面の中央に置いた状態で、〇ボタンや□ボタンを押したい、そんな時に普通のコントローラーだと、一度右スティックから親指を離してボタンを押して右スティックに指を戻す、という動作が必要になります。しかし、背面ボタンがあるコントローラーなら背面のボタンを押せば右スティックから指を離さずにインタラクトできるというわけです。

 APEXを例に挙げると、両方のスティックから指を離さずに出来たら便利になったり有利になったりする操作はたくさんあります。

・射撃する

・ADSする

・スキルを使う

・ピンを鳴らす

・物資を拾う/ドアを開ける

・格闘

・しゃがむ

・ジャンプ

 これだけたくさんの操作がやりたいのに、普通のコントローラーでは、両方のスティックを自由に動かしながら押せるボタンは、L1、L2、R1、R2のたった4つしかありません。L3、R3もスティックから指を離さずに押せるという意味では便利ですが、移動や視点移動に支障が出る(しゃがみ撃ち、レレレ撃ちが素早くできなかったり、エイムがぶれたりする)ので、追加ボタンがあった方が良いのは間違いありません。

 で、このRazer Raijuコントローラーは追加ボタンが4つあるタイプなのですが、他にも4つの追加ボタンがあるコントローラーは存在します。

 Razer Raiju for PS4と同様に、SONY公式がPS4ライセンスを出している(PS4で使うことを公認している)コントローラーとしては、Revolution Unlimitedなどもありますね。

 その他、SCUF系のコントローラーも4ボタンのものがあり、SONYライセンスを受けた商品があるようですね。

 上記のコントローラーはPS4向けのものばかり紹介していしまいましたが、最初からPC向けにPCゲーミングメーカーから出ているコントローラーもたくさんあります。

 

 ボタンの配置は好みが分かれるところなのですが、Razer Raijuと同じボタン配置のコントローラーは他にありません。なので、一度これに慣れてしまうと他のコントローラーが使えなくなってしまうんですよね。

 しかしながら、このRazer Raiju for PS4、どうやらもう既に生産が終了しているらしく、Amazon公式を見ても在庫が切れたまま再入荷しない状態が続いていますね。マーケットプレイスでは取り扱っているものの、元の定価(Tornament Editionで16,000円ほど、Ultimate Editionで24,000円ほど)の倍以上の価格で新品が売られています。(2022年5月現在)

 今後も、RazerがRaiju for PS5などを発売でもしない限りは、高騰が続くものと思われます。

 つまり、Razer Raiju for PS4がお気に入りでずっと使っていたいという人は、今使っているものが壊れて買い替えるとき、この高値で買うか、或いは別のコントローラーに浮気するかの選択を迫られるのです。

 

 由々しき事態ですよまったく。Razerさん、早くRazer Raiju for PS5を出すのです! あるいは完全にPC向けでもいいので、同じボタン配置で出してください。お願いします。あのボタン形状と配置じゃないとダメなんです!

 RazerのコントローラーとしてはWOLVERINEシリーズもあるのですが、ボタン配置や形状が異なっています。

 まぁ、ほんとにRaijuシリーズが手に入らなくなったら最終手段として考える、くらいですかね。

 

 

 

 

 そして、ここからが本題なのですが(遅い)、先に述べたように高騰している

Razer Raiju for PS4の代わりとして、PCで使っている方にはRazer Raiju Mobileコントローラーをお勧めします(何度も言いますがPS4、PS5では使えません。PSユーザーさんは買わないでくださいね。私は責任は負えません。)

 

 なぜお勧めするのかというと、まず、ボタンの配置がほぼ同じ。

 

 スマホを乗せるための邪魔なパーツが付いていますが、これを含めても重量がfor PS4よりも軽いんです。中に入っている重りや素材が違うものと思われます。

 R1、L1を押したときのカチカチ音がより大きくなっていたり、R2、L2のトリガーが沈み込む深さが異なっていたりしますが、軽く押し込むだけでも反応するので問題ありません。StartとSelectボタンが表面の下の方に配置されているのが大きな違いですが、FPS(特にAPEX)ではそもそも緊急性の高いボタンはStartボタンに配置されていないので、問題ないと思います。APEXだとインベントリを開く操作ですが、敵の前で開いたりするものでもないですしね。

 ほとんどfor PS4と同じ感覚で操作できます。

 また、for PS4と同様にBluetoothでも、USB有線接続でもどちらでも使用可能です。

 

 そして何より、値段が安い。新品でも6000円程度で買える。

 for PS4が定価の倍以上で売られているのに、ほぼ同じボタン配置で同じメーカーから出ているコントローラーがこんなに安い。これは買いでしょう、という話です。

 まぁ全体的に質感が安っぽくなっていたりはしますが、触っていて私はそれほど気になりません。背面ボタンの設定は、専用のスマホアプリから行うことができます。なぜかfor PS4とは別のアプリがわざわざ用意されていますので、そちらを利用しましょう。

 

 地味に嬉しいのが有線接続にUSB Type-Cを採用していること。なぜかfor PS4ではType-Bでした。

 for PS4では背面ボタンの設定のためにBluetoothで自身のスマホとペアリングする必要があり、これがなかなか上手くいかずストレスでしたが、こちらは付属のUSB Type-Cケーブルで直接スマホと有線接続して設定することができるので便利です。

 

 注意点としては、重ねてになりますが、for PS4と違い、PS4およびPS5では使えないということです。ほんとに注意してください。

 また、カラバリは黒しかないようです。for PS4のピンクが好きで使っていた人も多いと思うので、そこは残念ですね。

 

 

 と、いうことで、いったい誰に需要があるのかよくわからない記事でしたが、いかがだったでしょうか。Razer RaijuをPCで愛用する同士が、昨今の高騰に困っていて、この記事にたどり着いたならきっと喜んでもらえることでしょう。

 では今日はこの辺で。さよなら~。