こんにちは、Maltaです
初めに、本記事は
「PC」で
「Razer Raiju for PS4」を使っている(使っていた)
ユーザー向けの記事になります。
結論から申し上げますと、上記に該当するユーザーは
次に買い替えるときは
Razer Raiju Mobileコントローラーを買おう!
という話になります。
PS4やPS5ではRazer Raiju Mobileコントローラーは使用不可ですのでご注意ください。
え? Razer Raiju for PS4をPCゲームで使ってる奴なんて滅多に居ないって?
うーん、それはそうかも。
そもそもPCゲームを遊ぶのにコントローラーを使っていて、
DualShock4(PS4純正コントローラー)やDualSense(PS5純正コントローラー)、
XBOXコントローラーなどで遊んでいる人が多い中、
それ以外のサードパーティー製コントローラーの中でもRazerのPS4向けコントローラーを
わざわざPCで使っている人なんて、そうそう居ないですよね......。
とは言え、私のようにPS4でAPEXやフォートナイトを遊んでいてPCに移ってくるときにそのままRazer Raiju for PS4が使えるから使っていたという人も少ないながら居るとは思うのです。
Razer Raijuの特徴は何と言ってもそのボタン配置。
背面に追加のボタンがあり、そこにコントローラー表面のボタンを割り当てることができるタイプのコントローラーはRazer Raiju以外にもたくさんありますが、その追加ボタンの位置が絶妙で、個人的にはとてもプレイしやすいと感じています。
こちらの画像は背面の追加ボタンの位置が分かりやすいようにピンクの画像を持ってきましたが、ブラックもあり、私はそちらを愛用していました。
背面にボタンがあると何がいいのかというと、FPSを遊ぶときに、両方の親指をスティックから動かすことなくほとんどの操作が出来てしまうという点です。
FPSでは、敵を攻撃するときはもちろん、アイテムを拾う時やドアを開けるときなどにも、その対象となるものが画面の中央になければインタラクトできません。
対象を画面の中央に置いた状態で、〇ボタンや□ボタンを押したい、そんな時に普通のコントローラーだと、一度右スティックから親指を離してボタンを押して右スティックに指を戻す、という動作が必要になります。しかし、背面ボタンがあるコントローラーなら背面のボタンを押せば右スティックから指を離さずにインタラクトできるというわけです。
APEXを例に挙げると、両方のスティックから指を離さずに出来たら便利になったり有利になったりする操作はたくさんあります。
・射撃する
・ADSする
・スキルを使う
・ピンを鳴らす
・物資を拾う/ドアを開ける
・格闘
・しゃがむ
・ジャンプ
これだけたくさんの操作がやりたいのに、普通のコントローラーでは、両方のスティックを自由に動かしながら押せるボタンは、L1、L2、R1、R2のたった4つしかありません。L3、R3もスティックから指を離さずに押せるという意味では便利ですが、移動や視点移動に支障が出る(しゃがみ撃ち、レレレ撃ちが素早くできなかったり、エイムがぶれたりする)ので、追加ボタンがあった方が良いのは間違いありません。
で、このRazer Raijuコントローラーは追加ボタンが4つあるタイプなのですが、他にも4つの追加ボタンがあるコントローラーは存在します。
Razer Raiju for PS4と同様に、SONY公式がPS4ライセンスを出している(PS4で使うことを公認している)コントローラーとしては、Revolution Unlimitedなどもありますね。
その他、SCUF系のコントローラーも4ボタンのものがあり、SONYライセンスを受けた商品があるようですね。
上記のコントローラーはPS4向けのものばかり紹介していしまいましたが、最初からPC向けにPCゲーミングメーカーから出ているコントローラーもたくさんあります。
ボタンの配置は好みが分かれるところなのですが、Razer Raijuと同じボタン配置のコントローラーは他にありません。なので、一度これに慣れてしまうと他のコントローラーが使えなくなってしまうんですよね。
しかしながら、このRazer Raiju for PS4、どうやらもう既に生産が終了しているらしく、Amazon公式を見ても在庫が切れたまま再入荷しない状態が続いていますね。マーケットプレイスでは取り扱っているものの、元の定価(Tornament Editionで16,000円ほど、Ultimate Editionで24,000円ほど)の倍以上の価格で新品が売られています。(2022年5月現在)
今後も、RazerがRaiju for PS5などを発売でもしない限りは、高騰が続くものと思われます。
つまり、Razer Raiju for PS4がお気に入りでずっと使っていたいという人は、今使っているものが壊れて買い替えるとき、この高値で買うか、或いは別のコントローラーに浮気するかの選択を迫られるのです。
由々しき事態ですよまったく。Razerさん、早くRazer Raiju for PS5を出すのです! あるいは完全にPC向けでもいいので、同じボタン配置で出してください。お願いします。あのボタン形状と配置じゃないとダメなんです!
RazerのコントローラーとしてはWOLVERINEシリーズもあるのですが、ボタン配置や形状が異なっています。
まぁ、ほんとにRaijuシリーズが手に入らなくなったら最終手段として考える、くらいですかね。
そして、ここからが本題なのですが(遅い)、先に述べたように高騰している
Razer Raiju for PS4の代わりとして、PCで使っている方にはRazer Raiju Mobileコントローラーをお勧めします(何度も言いますがPS4、PS5では使えません。PSユーザーさんは買わないでくださいね。私は責任は負えません。)
なぜお勧めするのかというと、まず、ボタンの配置がほぼ同じ。
スマホを乗せるための邪魔なパーツが付いていますが、これを含めても重量がfor PS4よりも軽いんです。中に入っている重りや素材が違うものと思われます。
R1、L1を押したときのカチカチ音がより大きくなっていたり、R2、L2のトリガーが沈み込む深さが異なっていたりしますが、軽く押し込むだけでも反応するので問題ありません。StartとSelectボタンが表面の下の方に配置されているのが大きな違いですが、FPS(特にAPEX)ではそもそも緊急性の高いボタンはStartボタンに配置されていないので、問題ないと思います。APEXだとインベントリを開く操作ですが、敵の前で開いたりするものでもないですしね。
ほとんどfor PS4と同じ感覚で操作できます。
また、for PS4と同様にBluetoothでも、USB有線接続でもどちらでも使用可能です。
そして何より、値段が安い。新品でも6000円程度で買える。
for PS4が定価の倍以上で売られているのに、ほぼ同じボタン配置で同じメーカーから出ているコントローラーがこんなに安い。これは買いでしょう、という話です。
まぁ全体的に質感が安っぽくなっていたりはしますが、触っていて私はそれほど気になりません。背面ボタンの設定は、専用のスマホアプリから行うことができます。なぜかfor PS4とは別のアプリがわざわざ用意されていますので、そちらを利用しましょう。
地味に嬉しいのが有線接続にUSB Type-Cを採用していること。なぜかfor PS4ではType-Bでした。
for PS4では背面ボタンの設定のためにBluetoothで自身のスマホとペアリングする必要があり、これがなかなか上手くいかずストレスでしたが、こちらは付属のUSB Type-Cケーブルで直接スマホと有線接続して設定することができるので便利です。
注意点としては、重ねてになりますが、for PS4と違い、PS4およびPS5では使えないということです。ほんとに注意してください。
また、カラバリは黒しかないようです。for PS4のピンクが好きで使っていた人も多いと思うので、そこは残念ですね。
と、いうことで、いったい誰に需要があるのかよくわからない記事でしたが、いかがだったでしょうか。Razer RaijuをPCで愛用する同士が、昨今の高騰に困っていて、この記事にたどり着いたならきっと喜んでもらえることでしょう。
では今日はこの辺で。さよなら~。