「護身術」と聞くと、
投げ飛ばしたり、やっつけたりする技を習うって思う人が多いのは、20年前と変わりません。

身を護るってフィジカルな面もあるけど、メンタルからカバーしていく必要が大きいのです。

モラハラ、パワハラ、DVなど、
知っている人からの
『暴力』は
常に力関係の中で起こります。

・こいつは抵抗しない。
・こいつは思い通りにしてもよい。
・こいつは、誰にもチクらない。
・こいつは抵抗したら、仕事を失うから抵抗しない。
・一回、やっても大丈夫だったから、
問題ないはずだ。

さまざまな加害者の思い込みの上に、
暴力は長期化します。

抵抗する手段をたくさん知っていても、
力関係の中で、その技をつかえないことがあります。

黒帯の武道家がレイプされました。
加害者は自分の師匠でした。

これは、アメリカの一つの護身術が出来たきっかけです。

技は、知っていることで自分の自信になります。

『わたしは、いざとなったら、これができるんだ!!』という思いは、
自分の支えになります。

そして、誰が相手であっても、
自分がイヤだと思う事に
従う必要ないという
確固たる思いこそが自分を守る
護身術であり、護心術です。

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