今回は、英語版での初音ミクに挑戦。
Yoasobiの勇者、英語版。V4Xにはおまけか何か知らないが、英語版のライセンスもついていて、歌わせることができる。
できる。。。といっていいのか?
今回、”びっくり”がたくさん。
1)英語版の曲、音符に合わせるの尋常でなく面倒。というか、無理じゃない?(ミクさん、発音しちゃうし、黙っちゃうし、などなど)
2)Yoasobi の英語版に翻訳した人=Konnie Aokiさん、天才。どうしてここまで音を合わせられるのか、日本語の歌詞を英語に書き換えながら感動。英語と日本語の音がすごい似ていて神技。1で、音符と英語の発音を合わせるのに苦戦したと書いたが、それでも相当、この技に助けられた。(”音が似ているはず!”で、充てる音符を探した。音が似ているというところは、わかりやすくした動画を作ったので、興味があれば是非)
3) 日本語の単語(文節)と英語の文節がほぼ、ほぼ同じ位置に並んでいる。なんで?????
これすごいと思います。
4) 本物を聞くと、Ikuraさん、やはり天才。3を実現するためには、多少、音符当たりの音素が伸びたり縮んだりしないとならないのだが、見事に歌いこなしていて、初音ミク英語版、相当、後れを取っている感じ。
Yoasobiって、天才集団?(だよね~。世界的にこんな地位を築かれているのだから。ビートルズは英国女王陛下に呼ばれ、Yoasobiは日本代表で米国大統領に呼ばれ、稀にそういう人たちが登場するから面白い)
初音ミクで、がんばって、英語版入れてみた↓が、どうにも。。。うまくいかない。
日本語版↓のに、「歌詞だけ入れりゃいいんだろう」と思って始めたのだが。。。
音階があっていても、入る音と音素の数が日本語と英語では相当違う。
英語でTOEIC850を超えるあたりで悟る、英語は極端に言うと「"文節”で一つの音」みたいなものが音楽でもいえるのかもしれない。
日本語のように「かな」をならべて、文字ごとに音を出せばなんとかなるなら、音符との対応も容易だが、英語だとどの音素をどのくらいまでどの音符に乗っけたらいいのかとか、音符に乗っからない音の高低があったり、人間だと伸ばせる発音が初音ミクだと一瞬で終わってしまうか、ノイズにしか聞こえなくなったり。とにかく、苦戦した。
初音ミクの名誉のために言うと、ミクさんの発音はネィティブで単語を一音符のなかで発音させれば、とてもきれい。だけど~!
いくつもの音符にわたって一つの音素を発音させると悲惨。例えばRecallを「リーコールー」と歌わせたいのか「リ・↑コー↓ル」と歌わせたいのかなどなどなど。技は数々あれど、なかなか当たらない。
日本語の歌詞を英語に入れ替える際に、何度も驚かされたこと
たとえば、上の黄色くなっているところの音2個分(♬レド)の日本語の歌詞
「あの」とあったのだが、ここに
「I know」と入る。中学生英語的に書くとアイノウかもしれないが、実際の音は「あ(ぃ)の」程度の音。
他にも、こういう空耳アワーが沢山あって、この曲「勇者」と、「アイドル」などでは、結構有名な話らしい。
オリジナルのテンポ104だとなんとなく、聞きのがす(英語が入ってこない)ので、
ボーカロイドの得意技、半分のテンポ54で左、英語のミクさん、右、日本語のミクさんに同時に歌ってもらった。
全部ではなくて、抜粋ですが、本当は最後のしっぽの先まで、技がさく裂していて、それを歌いこなすIkuraさんも神技。
初音ミクさんに、歌いこなせさせるのは、自分には無理。下のYou Tube面白いと思います。
見どころは、こちら。
1) 0:08 Many days = まるで
2) 1:10 No more = もの
3) 1:40 Rusting as times ensues = さーびついてーく
4) 1:57 Keep Living through =いーきーてくー
5) 2:02 Oddesey = おなじ
3とか4みたいに、意味までも一緒なものが、でてきて、「なんで、こんなことできるの???」みたいな感動がたくさん。4なんか、すごいよね。絶叫もの。
抜粋で、しかも一部だけだけど、結構感動できると思います。